スポンサーリンク

多動だったからこそ続けてよかったと実感した超定番の早期教育とは?!

2020年7月28日

手っ取り早く、文字が読めれば誰にでもできる知育といえば絵本の読み聞かせですね。0歳児でも楽しめる絵本もあります。発達障害グレーゾーンで多動が強かった息子に読み聞かせを続けた結果・・・

1. 早期教育で始めた読み聞かせで発達障害が発覚?!絵本の読み聞かせで気づいた発達遅延

うちの子、言葉が遅いな・・・
そう思ったのは読み聞かせがきっかけです!生後6ヶ月からぼちぼち読み聞かせをしてきました。
1歳半になるまでに1000冊以上、1万回の読み聞かせをしました。
何百回と読んだ絵本もあります。この時はまだ多動ではなく、ゴロゴロしていたので、 絵本も一緒に見ていました。

でも読んだ割には絵本の単語や擬音語すら出ない・・・そう思い、発達障害か発達が遅い子かなと思い始めました。
歩き始めも11ヶ月で身体的な発達の遅れはありませんでした。この時は言葉が出ないことに焦りが出ていて、他の困り事には気がつきませんでした(汗)。

発達障害を強く疑い始めたのは、2歳前くらいから図書館のお話会で奇声をあげながら走り回るという行動が出てきたからです。

他の利用者の迷惑になるし、私もイライラして感情的に怒ってしまうし、これでは絵本を好きになってくれないな・・・と思い、お話会に行くのをやめました。

家でも絵本も見てくれずに走り回りました。同じ月齢の男の子でもちょこんと座って聞けていたのに、息子だけが走り回る始末で精神的に参ってしまいました。 正直、本当に辛かったです。

2. 多動が本格化しても読み聞かせた

多動が本格化しても読み聞かせは続行しました。図書館では本を借りられるだけ借りて、沢山読み聞かせました。
私の絵本の読み聞かせの目的は

1. 絵本を好きになること
2. 将来的に読書が好きなること
3. 読解力が身につくこと
4. 言葉の面白さ、深さに気がつくこと

でした。
結果、息子は絵本が大好きになりました。
これは、息子が走り回ってしまってもスルーして絵本を読み聞かせていたからだと思います。

3. 多動真っ盛りだった時期の読み聞かせの結果と工夫

息子が聞いていないだろうなと思っても楽しそうな声色で音読を続けてきました。
「さ〜、お母さん、絵本読もうっと」と言って、絵本を開き音読。息子がおもちゃで遊んでいる時も絵本の読み聞かせをBGMにしていました。多動ピークだったのは1歳10ヶ月〜3歳までの約1年。止まることを知らない子でした。

2020年に年少になった息子は本当に絵本が大好きです! 絵本タイムになると読んで読んでとせがんできます。 今でもごそごそ走り回ることも多いです。基本的に多動です。
読み聞かせ中に走り回ることもまだまだあります。 音を被せてくること(読み聞かせ中に歌を歌い出したりする)もあり、毎日が根比べです。

そんな時は絵本の音読を止めます。すると「絵本止まっちゃったよぉ〜?」と言ってきます。 その言葉を聞いたときに、「ああ、この子は走り回りながらも、歌いながらでも、ちゃんと聞いていてくれたんだな」と思いました。

エコラリア(おうむ返し)もあるので、読んだ絵本をリピートアフターミー状態で喋ることも多いですが、全く聞いていないのならエコラリアも出ないと思うので耳には入ってるんだなぁと思います。

とはいっても、本音はやはり座って聞いてもらいたいので、声がけはしています。
「この絵本は絵がとても綺麗だから、一緒にお膝に座って見ながら聞いてくれると嬉しいな」
「お母さんが読むから静かに聞いてくれると嬉しいな!」とポジティブな声がけを心がけています。

幼稚園の読み聞かせでは・・・?

幼稚園でも座ってお話を聞けることが増えてきたと先生から報告がありました!入園当初はごそごそしていたようですが、私が思った以上に早く(3ヶ月くらいで)座って紙芝居などが聞けるようになってきたとのことでした!
これも、家で読み聞かせを継続してきたからかな・・・と思います。

4. 焦らないで気長に続けるコツ

そんな我慢比べが続いた約1年後の3歳ちょっと前から、
絵本を膝に座って聞いてくれるようにもなりました!
紙芝居調に読むなら対面ですし、寝転がって一緒に読むこともありますが、一箇所にとどまって絵本を一緒に見るというのは乳児期以来で本当に成長を感じています。

読み聞かせでいつも意識しているのは楽しく読むこと!!

息子がチョロチョロしても
「膝に座りなさい!!」
「絵本をちゃんと見なさい!!」
「お歌歌うなら絵本は読みません!!」
怒らないようにしています

息子の走り回る行動は徹底的に無視して、楽しそうに音読をしました。

声優さんやナレーターさんになったように一音一音はっきりと発音するようにしています。読むスピードは気分によってまちまちなんですが(汗)、初めて読む本はゆっくり読むことを心がけています。

また、時折キャラクターごとに声色を変えたり、ラップ調、オペラ調、ミュージカル調と、その時の気分で同じ本を違う読み方にすることで、私の「今日も聞いてくれない!」っていうストレスも緩和されました(笑)。

また、イライラしてしまった時などに絵本を読む気分じゃなくても、楽しく読み上げるとイライラが収まってたりします。「読みたい気分じゃない!」って思うかもしれませんが、もし、これがお仕事だったら?と考えてまずは親が気持ちを切り替えたりすると読めたりします。

走り回っている息子ですが、私の読み方の調子が変わるとぱたっと止まって、びっくりして寄ってきたりもします(笑)。

絵本は簡単にできる知育です。難しい漢字や言い回しもありません。親子のコミュニケーションツールにもなります!

意外と親自身の国語の勉強にもなったりします(助詞の使い方などで「こういう使い方もあるんだ」って発見があります)。

じっとしていられない息子が絵本を好きになったのは、早いうちになるべく楽しく絵本を読み聞かせてきた結果だと思います。