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発達障害グレーゾーンの息子でできた!スマホ活用で時短知育!

絶賛イヤイヤ期&天邪鬼な息子の育児にてんてこ舞いな毎日。今は幼稚園への行きしぶりもありますが、送迎の時間を有効活用して知育に当てています。

1. ドリルをやってくれなくても、観察力をつける!

知育の定番といえば、ペーパーワーク。我が家はZ会の幼児講座を受講しています。 他には市販のドリルもいくつか買っています。

息子は筆圧が弱くてふにゃふにゃなので、運筆や落書きで筆圧を高めたいところですが、息子はお絵かきや塗り絵が嫌いなので無理にやらせないようにしています。

プリントなどのペーパーワークだと「お勉強」させた感が親も実感できます。が、発達凸凹の息子には気分にムラがあるのでペーパーに中々取り組んでくれないこともあります。そういう時は切り替えて、机に向かう勉強法ではない方法で勉強をさせるようにしています。

それは、色々な植物や生物を観察させることです。

今は過ごしやすい秋。彼岸花も見頃で、息子は道端に自生している彼岸花に夢中です。

葉が紅葉して散ったり、いちょうの木に銀杏がなったり、その銀杏が落ちて潰れた時の独特の臭いを感じ取ったり、落ちている葉っぱやどんぐりを回収して数を数えたりするのも勉強になりますね。

同じ種類、同じ大きさの葉っぱを拾ってもらうことも形の勉強になります。

手先の発達のためにも、運動を取り入れながら、勉強もさせたいし、なるべく効率がいい方がベターというわがままな考えが私にはありますが、それが可能なのは幼稚園の帰り道だな〜と思います。

幼児だからこそ、外で身につけられる事が十分にあります。小さな街ゆえに徒歩で歩く人も限られています。のんびり歩いて観察できるのは田舎の利点でもありますね。

2. 幼稚園帰りにじっくり観察!

登園時も観察は行っていますが、降園時の方が時間に余裕があるので、観察にも付き合えます。

田舎の利点は身近に自生する植物の種類の豊富さでしょう。もちろん虫などもたくさんいます。自然の中で遊ぶのは脳に非常に良いと言われています。整備された都市部では中々お目にかかれない花などもたくさんあります。

とんでも無いところに根を張り、成長する植物もあって、自然の生命力の力強さを五感で感じ取れるのは息子の発達にはとても有意義なことだと思います。お金もかかりませんし(笑)。

今の街は川沿いの大きな歩道に木々や植物が多く植えられています。 そろそろ秋ですから、どんぐりの木を見てまだ青くて小さい赤ちゃんどんぐりを見たり、どんぐりの種類を調べたりしています。

先日は幼稚園帰りに公園沿いの道を歩きました。 その時に白い花が植えてありました。その白い花に息子が興味を持ったんです。花が大好きな息子ですから、大きめの花があると食いつきます。

息子「この花なんだろうね??」
私「う〜ん、なんだろうね。お母さんちょっとわからないなぁ。」 と言う会話をしました。

私は植物にはほとんど興味の無い無知な人間です。ですので、息子に聞かれた事でわからない事すぐに調べるようにしています。

3. すぐに調べる癖をつける!

図鑑も持っていないし、家に帰っても調べ忘れそうでしたので、スマホで検索しました!

「9月 白い花」で検索しました。 画像検索して似たような花が出てきました。同じ形、同じ色。 しかし、植物というのは似たような形や色があり混同してしまうことも多いです。

調べたところ、見た花はムクゲという花のようです。フヨウととてもよく似た花ですが、雄しべに違いがあるとのこと。また、葉っぱもムクゲが細長くて小さく、フヨウは大きいそう。

見分け方がわかると、息子に「ネットで簡単に調べてみたけど、これはムクゲじゃないかな。フヨウっていうお花と似ているんだって。だけど、ムクゲの方が葉っぱが細いんだって。」とスマホの画面を見せながら伝えました。

知らない植物をネットや図鑑で調べるときは、似ている植物や混同しやすい植物も調べます。インターネットは確かに危険性もありますし、情報も不確かなものもあります。ですが、簡易検索として調べるには非常に便利なツールだと思います。

子どもはデジタルものには興味を示しますから、頭ごなしに禁止するよりは、正しい使い方を少しずつ教えていきたいです。

わからないことをそのまま放置しないように気をつけています。わからない事はすぐに調べて解決するように心がけていて、私が率先して調べる事で、きっと息子も調べる癖が付いてくると思います。

もちろん全て解決するわけじゃないのですが、疑問を持つ→すぐに調べるという癖をつけるようにしています。答えが見つからないものもありますが、そういうのは疑問ノートを作ったりしてまとめるようにしていきたいですね。

今のところ、息子の質問は目に見えるものや、答えや理論が証明されているものしかないので(歴史や科学の場合は新しい発見により「答え」が覆ることもありますので、その事は息子にいつも伝えています)調べればすぐに解決できます。

すぐに調べられない時の工夫

できる限りすぐに調べるようにしていますが、そうでない時もあります。後で調べる時にはリマインダーにタイマーセットしておきます。そうすることで忘れることを防ぐように気をつけています。

植物は形がわからなくなるので、写真もとるようにします。写真をとっておけば、ちょっと忘れてしまっても、写真を見ることで思い出しますし、「XXでとったお花、調べてなかったね!調べてみよう」と思い出し、調べることが可能です。

すぐに調べるのがベストですが、疑問を放置するよりは良いので、思い出した時に調べることも大事だと思います。

4. 「また後でね」は禁句?!

ついつい忙しいと「また後で調べようね」と言ってしまいがちですが、この「また後で・・・」というのは非常によくないです。

親が忘れてしまうからです。急いでいるときに、道端の植物も「今急いでいるから、後で調べようね」で話を切ってしまい、調べ忘れた事はありました(汗)。

「また後でね」と似た言葉で、「ちょっと待ってね」がありますね。

この言葉を使う場合は具体的に「後5分待って。タイマーがなったら、同じ質問をして」とタイマーをつけたり、「ちょっと待ってね」のちょっとの時間は20秒程度と決めて、一度手を止めて、子どもの質問に答えたりするようにしています。

子どもは基本的に待てません。息子なんて30秒待てたら良い方です。

また、私も忘れっぽいので「お母さん、忘れちゃうかもしれないから、もう一度言ってくれると嬉しいな」と声をかけることもしています。

親もうっかり忘れてしまうことを子どもに伝えておくと、教えてくれたりします。言葉の遅い息子ですら、「お母さん、〇〇?」と忘れかけたことを教えてくれたりします。

教えてくれたら、「そうだった!忘れてた!教えてくれてありがとう!」と必ず声をかけるようにしています。

子どもにしてほしい事はまず大人から。それを心がけていきたいと思います。