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言葉の遅い発達障害グレーの息子のオムツが3歳で外れた!ずぼらトイレトレーニング!

息子のオムツは入園式後日に外れました。早い子では1〜2歳で外れてしまうというオムツですが、発達が遅い子には焦りは禁物です!

1. 「まだオムツしてるの?」のプレッシャーと焦り

昔の人は布おむつということもあり、早く外していたそうですが、最近はオムツも快適になったため、定型発達の子でもオムツ外れが遅くなってきているようです。

実母は長年幼稚園の教員をしていたのですが、母の時代ではオムツは入園前に外すのが当たり前だったそうです。

私が汚物(特に排泄物)系が苦手で、おまるは使っていませんでした。ずぼらな私には苦手なものの洗浄と消毒は大変だし面倒だなと・・・・

また、外出するとオムツが楽すぎて(笑)、パンツに切り替えるタイミングが掴めずにいました。

2. オムツ卒業の第一歩は絵本と補助便座と幼稚園でパンツ!

1歳頃からトイレトレーニングの絵本は読み聞かせてきました。『おとこのこトイレ』という絵本です。この絵本は今でも本当に役に立っています。

おとこのこトイレ(JINCO著)』(リンククリックでアマゾンに飛びます)

洋式トイレでの大小座ってする方法、立ってする方法、和式トイレの方法、男性用小便器での方法など、この1冊で日本で必要なトイレの使い方と排泄方法は網羅しているのではないでしょうか。

幼稚園に通い出して1ヶ月後、3歳児クラスの時に「明日からパンツにしてみませんか?」と先生に言われ、これはやる気のないグータラな私への良いチャンス!と思いました。

2ヶ月ほどは登園時はオムツ、幼稚園でパンツで過ごしていました。徐々にパンツでいる時間が長くなりました。お外を歩くときだけ、お漏らし防止で卒業パンツ(オムツ)を使っていました。

4月に年少さんに上がって、先生と「夏までにはオムツ完全卒業」と言っていたのですが、入園式の翌日に外れてしまいました

その日の朝、息子の機嫌が良かったので「今日は朝からパンツにする?」と言ったら、嘘みたいに「パンツにしてみる」と言って、朝からパンツで登園したことでオムツが外れました。

息子の場合は幼稚園でのお友達からの影響も大きかったと思います。

補助便座選びのポイント

補助便座は3つ買いました。お家用2つと持ち運びのできる折りたたみ式の補助便座です。

購入した補助便座(商品名クリックでamazonに飛びます)
リッチェル ソフト補助便座
サンコー 折りたたみ式補助便座
GrowthPic トイレトレーナー

その中で一番使えたのはステップ台がついていて折りたためる補助便座(GrowthPicのやつ)でした。

ステップの高さが2段階変えられるのと、ステップ台の上に、さらに補助ステップをつけるところがあります。ですので、踏ん張る台の高さは4段階で調節できます。小柄な息子でも、一番高くして補助のステップをつけると余裕で踏ん張れます。

折りたためること、丸い手すりがついているところも便利でした。ステップ台も便座も安定しているので、グラグラせずに息子も座りやすく、気に入ってくれました。

難点としては男の子の場合は、座ってトイレさせる場合、きちんと「方向」を調整することを教えないと、尿が隙間から漏れることがあります。ネジも緩みやすいので、定期的に締め直しています。補助便座の掃除も大変です。

便座の形によっては、はまらないかもしれませんが、我が家のトイレでは使えました。リッチェルの便座は息子が座るたびにずれてしまって安定せず、息子が嫌がってしまいました。

・子どもが座る時にずれないこと(家の便器にフィットして安定感があること)
・座った時に(特に大きい方をする時)足がステップ台にしっかりついて踏ん張れること
が大事だと感じました。

3. オムツが外れるために必要な発達段階

発達の専門家に相談したら、オムツが外れるためには言葉の理解が進んでいることが前提だと言われました。

トイレトレーニング完了するには膀胱の発達は欠かせませんが、言葉の理解が発達していることも大事だそうです。

言葉の遅れがあった息子にはハードルが高いのかな・・・と考え、年少のうちに外れるようにしようと考えを切り替えました。

ただ、ペットでもトイレは教えられますから、言葉の理解というよりは「排泄はトイレでするものだ」と、体で理解することもできるのかな〜と思います。

息子の場合、一度パンツに切り替えたら、お漏らししても基本パンツの取り替えだけにしています。オムツに戻すとよくないなぁと思い、定着するまでパンツにしていました。

買ったパンツは15枚くらいです。少しサイズの大きものもありますので、実際に使用しているのは10枚ほどです。息子の好きそうな絵柄をたくさん購入し、息子が選べるようにしておきました。

パンツになってもオムツは捨てない!

余ったオムツ(卒業パンツ)ですが、まだ捨てていません。お腹を壊してしまった時に使うからです。

オムツが外れた数日後に息子だけがカンピロバクターに感染したことがあり、急激な下痢で下着が大変なことになりました。

発熱しながらも小さな体で「お腹痛い」と、飛び起きて泣きながらトイレに必死に駆け込むのですが、間に合いません。

オムツに履き替えさせて、「オムツだから漏れちゃっても大丈夫だからね」と言って、息子も安心できたようです。また、夜中だと汚れた下着を洗って消毒するのも大変ですし、病院に連れて行く時もオムツの方が安心です。

トイレができるようになると置き場所をとるオムツを処分したくなりますが、万が一の時のためにサイズが合う分は残しておくようにしています。

4. 和式トイレをクリアできたのは多動の特性と脚力のおかげ?!

最近は和式トイレで用を足せない子が多いそうです。おまるも座りますし、様式トイレで座ることが多いので、しゃがむという行為ができない子が増えているみたいですね。

しかし、息子は和式トイレ(大人用)一発成功しました。

多動性が目立ってきた時から、一緒に沢山歩きました。2歳の時には6キロ余裕で歩いていたほどです。他にはしゃがんで排水溝やアリを観察することも多かったので、足はムキムキでした。

そんな生活をしていたお陰で、息子はしゃがんで和式トイレができました。

和式トイレは挑戦したというより、そうせざるを得なかったという状況でした。

療育先のトイレで腹痛を訴えた息子をトイレに連れて行ったのですが、和式と大人用の様式しかありません。

様式トイレに座らせたものの、足がぷらぷらしてしまって、踏ん張れません・・・。家では補助便座に踏み台がついているものがありますが、外ではありません。

仕方なく、隣の和式トイレに移動し、踏ん張らせたらあっという間に出ました。多動で鍛え抜かれた(笑)足の筋肉のおかげで安定したしゃがみ具合でした。

5. トイレトレで一番大切なことは「失敗しても怒らない!」こと

トイレトレーニングで一番やってはいけないと言われるのが、排泄の失敗を叱ってしまうことです。

私が気をつけたのは排泄に失敗した時にため息をついたり、ネガティブな表情や態度をしないことです。

特に病気で下痢などの時は漏らして汚しても、明るく接するようにしています。具合悪いのにどうしようもないことで叱責されても傷つくだけですからね。

息子もまだまだお漏らししてしまったり、便座から尿が飛び出してトイレを汚してしまったりします。

失敗すると「あ〜〜漏れちゃったぁ!!」と癇癪気味になっていたので、「惜しかったね〜。新しいパンツ選ぼうね。」と明るく声をかけるようにしていました。

息子の場合、何かに夢中になると「トイレに行くの面倒」と思うらしく、お漏らししてしまうこともあります(汗)。

この辺りは、毎日の声がけで、就学に向けてしっかり改善していこうと思います。