発達凸凹男児の「好き」を伸ばす第一歩!天体望遠鏡を購入!
息子は3歳の頃から月が大好き。息子が4歳になる誕生日プレゼントとして天体望遠鏡を買いました。
1. 初心者が天体望遠鏡を買う前にしたこと
天体望遠鏡自体は私も小学生の頃に持っていましたので、全く馴染みがないわけではありません。
私が小学生だった頃からかなり経っていますから、望遠鏡もかなり進化しているはずです。購入するにあたり、色々とインターネットで調べました。
望遠鏡や双眼鏡、カメラもそうですが、こういう機器は安すぎると性能面や安全面に不安を感じてしまいます。
私の趣味が天体観測なら迷わず高性能で高機能な天体望遠鏡(高額)を購入したでしょう。
しかし、破壊神のような息子と使うこと、私も天体のど素人で初心者であることから、そこそこのお値段で良いのはないだろうか・・・とリサーチから始めました。
天体望遠鏡メーカーのホームページや天体望遠鏡に詳しいサイトなどでよく調べて比較をしました。
家電販売店や専門店をぐるぐる回って販売員に相談して見比べなくても、ぱっと調べられるのがネットのいいところですね。
天体望遠鏡で「何を見たいのか」を決めてから選ぶ事が大事ですので、どの惑星をみたいのか、どの惑星まで見られれば満足かをよく考えました。
・初心者でも扱いやすいこと
・レンズを変えれば、土星などもギリギリ観測できるもの
・高額すぎない事
・大きすぎない事
この条件が満たされている望遠鏡を基準に購入するものを絞っていきました。
2. 初心者が高性能な天体望遠鏡を買う必要はなし!
高性能な天体望遠鏡は土星などでも大きくはっきり見えるようです(気象条件にもよりますが)。
望遠鏡の性能を見比べて行く中で、美しいサンプル写真を見ると「せっかく買うのだから、高いやつを買おう」と流されそうになります(笑い)。
が、私にとっても約30年ぶりの天体望遠鏡。私も息子も夫も初心者。
一応息子に買い与えたものですが、この先息子が天体に興味を失ってしまう事もあります。
超高性能な望遠鏡を買ったとしても使わなければ宝の持ち腐れ。そして我が家は転勤族ですから引っ越しがあります。
息子が宇宙をもっと身近に感じるきっかけと観察力を培うために購入を決めた天体望遠鏡。
これまでの経験上、おもちゃみたいなものでは息子は絶対に満足しません(笑)。
望遠鏡も今後10年くらいは大事に使って欲しいですから、本格的なもので初心者は入門者が扱いやすいものを購入することにしました。
今後息子が天体観測にハマり、趣味の1つになり、レンズにまでこだわるようになったら買い足せばいいかなと思います。
現在幼稚園年少の息子にはだいぶ先の話になるでしょうから、頑張れば手が届きそうなデジタル一眼レフのエントリーモデルと同じ程度の値段のものを目安にしました。
3. いざ届くとかなり大きい天体望遠鏡!
私が購入したのはビクセンのポルタIIという天体望遠鏡とレンズです。家電量販店の通販サイトで買いました。
レンズは付属品にも2つ付いているのですが、もう少しバリエーションが欲しかったので、10mmと5mmを2つ買い足しました。
・Vixen 天体望遠鏡 ポルタII A80Mf(メーカーの商品ページに飛びます)
・収納バッグ
・10mmレンズ
・5mmレンズ
一眼レフのカメラもそうなんですが、レンズが高いんですよね!
もちろん安いレンズもありますが、レビューを見たりしていると性能も値段相応なようで・・・
かと言って高額なレンズをぽんぽん買う余裕もありませんので、初心者でも使いやすくてそこそこの値段のものが私には合ってるのかもしれません。
ポルタIIの天体望遠鏡自体はかなり大きかったです。私が子どもの頃に持っていた天体望遠鏡はもう少し軽かったと思うのですが・・・
月しか見えないタイプだったかもしれませんが、太陽を見るレンズが付いていて、太陽も見た記憶があります。
鏡筒も重いのですが、なにより経緯台が重いです。これくらい重くないと安定しないのでしょうね。メーカーのサイトでは鏡筒が3.3kg、経緯台と三脚が5.7kgと書いてあります。
4. 購入した後が大事!必ず勉強と調節を・・・
望遠鏡を組み立てたら「さあ、月見るぞ!」というわけにはいきませんでした・・・・
まず、ファインダーと呼ばれる横についている小さな望遠鏡と接眼レンズを覗き込んで、同じように見えるか調節していきます。
調節しないと全然使い物になりません!!
ファインダーから見える景色と接眼レンズから見える景色にズレが出るので、調整しなくてはなりません。
最初はこれをやらずに失敗して全然見えなくて、息子がキレ始めてしまいました・・・
私はビクセンの望遠鏡を購入したので、調節の仕方などネットの動画を見ながら行いました。(私が見た動画では『正立天頂プリズム』はつけない状態で調節をしていました。)
※『正立天頂プリズム』は肉眼で見た状態と同じように見えるものです。
通常、望遠鏡や天体望遠鏡を覗くと上下左右逆になるそうです。これを地上から肉眼で見た時と同じように調整してくれるのが正立天頂プリズムだそうです。天頂プリズムだけだと左右のみが逆になるそうです。ネットの検索でそれぞれのサンプル画像も見られました。
”正立天頂プリズム”で検索すると画像付きのわかりやすい説明も出てきます!
2回目のチャレンジで月が綺麗に見えました。使用したのは付属の20mmレンズと別に買った10mmのレンズです。
クレーターや影まで綺麗に見ることができました。
地上からだと平面的に見え、半月もビスケットを割ったような形で見えますが、望遠鏡を使うと影も綺麗に見えるので月が丸く立体的なものであることを実感できますね。
息子も大好きな月を拡大して見ることができて、とても嬉しそうでした。
小学生以上になったら、自分で組み立てたり、ピント合わせなど一連の使い方を教えてあげたいなと思います。
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