転勤族の家具選び
転勤族の場合、家具選びを慎重に行わないとお金の無駄になりかねません。
1. 転勤初心者の新婚さんは失敗してしまいがち!
引越し初心者の、特に新婚さんの転勤族がやってしまいがちなのですが、大型の家具や高級家具を買ってしまうというもの。
転勤の時に大変なことになります。
下手すると転勤先で搬入できずに処分する羽目になります。
私の経験上、1〜2年内で転勤がある場合は木製の高級大型家具の購入は避けることが望ましいです。
私はケチくさいので、家具は独身の頃のものを活用しています。メタルラックが多いですね(笑)。
無印の解体できるおしゃれなスチールラックとかも憧れたのですが、買い換えるのももったいないな〜と。無印もそんなに安くはないですよね。
バスケットなどの小物入れも豊富なので揃えてシンプル&ナチュラル感を出して統一すれば、ボロ宿舎の和室もモダンな感じに見せられるのかもしれません。
自由度が高い組み立て家具なら多少大きくなっても、またバラして運べますので、大きめのシェルフはドアから出し入れができるかどうかで考えて買うように気をつけています。
2. 布団VS.ベッド!和室だけど・・・どうしてもベッドが良い場合
転勤族の鉄則としてはベッドは買いません。周りを見ても、布団率が高いです。
公務員宿舎は築数十年のものが多いですので、和室率が高いです。大抵はボロ宿舎で和室だらけだったり、比較的新しくても和室が1部屋あったりしますので、布団で対応できます。
しかし、どうしてもベッドが良い!という方もいます。私のように腰を痛めて、毎日布団を畳むのがしんどい方もいますよね。
折りたたみベッドや解体できるパイプベッドなど、コンパクトにできて出し入れできるものがおすすめです。
階段や通路、間取りが狭いところもあり、搬入ができない・・・という自体を避けられます。
我が家もシングルの折りたたみベッドを1つ買っています。私が椎間板ヘルニアを患っているので、ベッドに横になれるのは布団より楽です。
和室にベッドを置くときに注意すべき点は、凹みや畳への傷です。経年劣化でないと退去時に修繕費用を請求されてしまうので、床や畳、壁の傷へは注意をしています。特に床や畳は傷つきやすいので、保護しています。
ベッドの足にはクッションとなるものを噛ませています。
床や畳を傷つけないようにするためのクッションはホームセンターや100円ショップでも買えますが、ケチな私は2センチ厚のパズルマットを切ってベッドの足(折りたたみ式の簡易ベッドなので、キャスターが付いています)のキャスター部分を乗せています。
3. 実用性重視だとストレス!?おしゃれな家具が欲しい・・・
机やテーブルも折りたたみか、足を取り外せるものが良いです。
基本的に全ての家具は組み立てができること前提で揃えています。
窓を外しても搬入できない場合は解体するしかありません。ドライバーや六角レンチを使っているタイプならまだ良いのですが、昔の家具のようにがっちりと釘やはめ込みで固定してあるタイプだと大変です。
昔の立派な木のタンスとかに多いですよね。高級感はあるのですが、転勤族には不向き。
タンスも買わずにクローゼット用のコンパクトな衣装ケース。食器棚はメタルラックなどを代用します。
私は使っていませんが、見栄えのいいプラスチックの5段くらいのチェストをタンス代わりにしている方も多いです。
しかし、所詮はプラスチック。転勤族あるあるですが、カラーボックス、パイプラックにプラケースなんて、どう頑張ってもおしゃれ感0ですし、見た目的にチープ感は否めません。
私は家具にはそれほどこだわりはありませんが、それでも転勤重視で壊れても良い、安価な家具を選び続けたので、統一感がなくなり、片付けてもまとまりのない感じの部屋です(笑)。
全てを転勤重視、実用性重視で決める必要はありません。インテリアが趣味の方も多いですし、高くなくても少し見た目の良い物を選びたいという場合もあります。
ですので、家具の中で1点だけ「こだわりの家具」を買ってしまうのも手ですね。
コンパクトでもおしゃれな食器棚かお気に入りの本だけ入れるための良い本棚。または写真映えするような素敵なダイニングテーブルや気分が上がるようなドレッサーなど・・・
私の知人は食器集めが趣味だったので、食器棚だけはお気に入りのものを購入したと言っていました。結構大型の食器棚で搬出、搬入が大変みたいですが、「これだけは譲れない」とのことでした。
また、転勤族の先輩奥様からは「家具を捨てすぎたり、メタルラックだらけだと生活感がなくなってイライラするから、最低限は木の家具を持つようにしている」という意見も伺いました。
家具は毎日目に入るものですから、お気に入りの家具があるとホッとできたりしますよね。
また、親が物を大切に扱う姿を見ることで子どもも「物を大切に扱うってこういうことなんだな」という感覚を学べると思います。
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