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幼児の間欠性外斜視には療育でも使っているアレが効果的?!

先日、息子の2回目の眼科検診がありました。眼科も転勤で転院するので、お家でできる間欠性外斜視改善の対策を聞いてきました。

1. V型って何?外斜視にも種類があるらしい・・・

息子は間欠性外斜視です。常に外斜視というわけではなくて、意識していないと、たまに目がそれてしまう感じですね。

「息子さんはV型っぽいですね」

検査している時にそんなことを言われました。

上を向いた時に外斜視になるのをV型、下を見た時に外斜視になるのをA型と呼ぶそうです。

息子は上目遣いの時に外斜視傾向が現れることがあるので、V型というやつらしいです。

幸いにも常に外斜視ではありませんが、放置しておくわけにもいきません。

家でできることはないかと色々と探してやってきているので、先生に「今、行なっていることは効果があるのか」相談をしました。

2. お家でできる間欠性外斜視トレーニング

目を使うトレーニングをしてください」と言われました。

具体的には何かを目でよくみる(注視する)訓練です。

取り組みやすいのは寄り目訓練でした。これは息子は3秒しかできません。

寄り目なら、10秒寄り目をキープできるといいそうです!

息子は歯車が好きなので、指の先に5mmくらいの歯車の絵文字をプリントアウトしたシールを貼って、「ほら〜、あなたの大好きな歯車だよ〜。よ〜〜〜〜く見てごらん!」と寄り目になるように眉間の近くに持っていきます。

最初はできなかったのですが、やっぱり好きなものだと注視しやすいので、1分未満で挑戦し、5日くらいでできるようになりました。長くても3秒くらいです。

他には、発達障害児向けのトレーニングでも行う紐通し(ビーズ通し)!

紐通しは、療育では「目と手の協応動作」「手指の巧緻性の向上」のトレーニングとして行なってきています。

ビーズを通す作業などが良いですよ」と言われて、「療育でも目と手の協応訓練で紐通しをしていますが、大きめでも注視のトレーニングにはなりますか?」と聞いたら、注視して作業することで目を使うことが大事だとのこと。

発達凸凹用の手先のトレーニングが間欠性外斜視改善トレーニングにも役立っているみたいです!

紐通しは一石二鳥かそれ以上では!?と胸が高鳴りました(笑)!

息子はようやく紐通しで大きなビーズができるようになったので、テグスを使うような米粒みたいな小さいビーズはまだハードルが高いでしょうね。

最近は紐通しが上手にできるようになってきたので、やる気が出てきたら少し小さめのビーズに挑戦するのも良いかもしれませんね。

HABAのカラービーズがこんなところでも役にたつとは意外でした。

こういうトレーニングは本人が好きであることが続けやすいポイントです。特に発達凸凹がある子の場合はこだわりも強かったり、一度拒否したら二度と受け付けないこともあります。

我が家の場合は、紐通しは気分次第なので、息子の好きな歯車の中心に軸を通す遊びなどで代用しています。レゴのギアに通す軸もいい訓練になると思っています。何より本人がやりたがるので。

ダンボールにキリで穴を開けて、穴に細い竹ひごを通す遊びもします。

3. 紹介状をもらう

我が家は転勤族。定期的に病院に通うとなると転勤で遠方に移動となれば、転院せざるを得ません。

今の眼科は電車で2分くらいのところです。その眼科がとても評判が良いということで、事前に連絡をして発達のことなども伝えて、その眼科にお世話になることにしました。

評判通り先生たちもすごく優しくて、嫌がる息子にも「この年だと検査自体がまだ難しいんですよ〜。気長に行きましょう」と声をかけてくれるような良い眼科。

混雑時間帯も教えてくれるので予約するときも混雑しない時間を選べます。

しかし、どれだけ素晴らしい眼科を見つけても結局また転勤で通えなくなります。

発達障害の特性を持つ息子にとって、眼科や歯科など一般の大人も通院してくる外部の病院を探すのは本当に大変です。

合う合わないも大きいので、探す行為自体で本当に神経をすり減らしますし、ストレスになります。

せっかく良い病院があっても振り出しに戻るんです。近くの病院なら先生同士でも知り合いということもありますが、遠距離になってしまうとそうもいきません。

転勤のことを伝えたら、「じゃあ、紹介状書きますね〜」と言ってくださいました。

病院はまだ決めていないので、これから探すことになりますが、きちんとした紹介状があれば相談しやすいのかなと思います。

また、息子も「眼科は怖くない」と思えているなら、検査もしやすくなるのかなと。

一度怖いと感じるともう病院に行くこと自体でパニックになりますからね。

病院にポジティブな印象を(歯科は音でダメでしたが・・・)もたせたいなと思います。