引越しは戦だ?!ヘルニア母と発達凸凹男児の引越し作戦!
発達障害の特性がある息子を連れての引越しは大変です!そして私は椎間板ヘルニアが治りきっておらず、母子2人での引越しは困難と判断し、夫と話し合い計画を立てながら進めています。
1. 早く申し込んでも断られることも?!超繁忙期の引越し
超繁忙期の3月〜4月に引越しだと、内示や辞令が出る時期にもよるのですが慌ただしくなります。
引越し業界も人手不足で余裕がありません。特に3月下旬から4月上旬の春休み期間は引越しの値段も高騰する上に、そもそも「空のトラックがない」という事情で断られてしまうこともあります。
同じ時期に引っ越すご近所さんは、年明けから業者を探し始めたのですが、引越し先が遠方の田舎の為断られてばかりで、3月になってようやく見つかったと嘆いておられました。
通常3月の引越しでも年末年始に見積もりを依頼すれば、断られることはありません。3月下旬引越しで3月中旬に見積もりをとろうとしても電話口で断られてしまうケースは多いです。
私は1月下旬に住所を確定させて、3社の見積もりをとりましたが、トラックは2月中旬まで業者間で価格競争してくれる余裕がありました。繁忙期なのに価格競争が激化してしまったので、1社に絞って他社には2回目まで下げた見積もりを出してもらったほどです。
引越し業者も繁忙期は空のままトラックを走らせたくない為だと思われます。人手不足ですから尚更、空のまま走らせてお手すき状態になるのを避けたいのかもしれません。
我が家の場合は首都圏への移動の為、あっさりと決まりました。
2. 情報収拾しながら「攻め」の姿勢が大事!
発達の問題を抱えている子がいれば、学校などの手続きなども、定型発達児のように「学校(幼稚園)の手続きだけ」では済みません。
療育に通っている場合や小学校以上で通級(学校が限られる)を希望する場合などは、内示が出た時点で引越し予定先を調べないと大変なことになります。
通級がない学校では、通級指導を受けるために授業を抜けて、別の学校に行かなくてはなりません。この場合、親が日中に学校間を送り迎えをしないといけないので、仕事をしている場合は非常に大変です。
転勤族の場合、引越しが決まってからバタバタするよりも、定期的に引越しを想定して情報収拾をしておくことが大切です。
転勤直後に転勤予定(何年くらいで異動予定か)を確認し、1年(2年)経つ頃に転勤の話をそれとなく聞いてみます。
もし職場に希望地が出せるなら、勤務希望地を出しておきます(あまり希望が通ることはありませんが・・・)。人事権がある人に家庭のことなどを相談する機会があれば良いかもしれませんね。
帯同での移動が難しい場合は単身赴任にせざるを得ません。
受け身の姿勢だと色々な希望が通らなかったり、移動日も遅れてしまったりする可能性も高いので、情報は早めにもらうように夫婦で会話をしておくことが大切です。
3. 移動の計画を綿密に立てる!
転勤が確定し、引越し業者も決まったら、移動の計画を「綿密に」立てます!
発達障害の特性を持つ息子はADHDの特性(多動、不注意、衝動性)が強いのでとにかく待てません!
息子は先の見通し(見立て)がなくても比較的大丈夫な方ですが、大まかなスケジュールはきちんと伝えておくようにします。
たとえば、飽きるであろう長時間の電車乗車やパニックになりやすい音など、本人の機嫌が急降下しそうな状況を本人に伝えます。伝え方は「〇〇から〇〇駅まで何分かかるよ!電車の中で何をする?」など。
また、過去の経験で引越し業者さんが荷出し中に興奮して(遊んでいるように見えるのかも)邪魔してしまったことがあるので、他に気を引けるものや暇つぶしのおもちゃなどは必須と考えています。
ゲームができる子や動画に集中できる子であれば、移動中に「特別に」動画を長時間見放題としておくのも良いかもしれません。
私は乗り物酔いが激しくて、電車内でも動画、本など視覚を使うものはダメですので、一緒に動画を見たり、絵本を読んだりするのは酔い止め服用しても長時間は限界があるので、その辺りもうまく対策を考えています。
移動日が決まったら、退去点検の時間を決めないといけません。賃貸物件にしろ宿舎にしろ、基本的には荷物のない状態で部屋の点検を受けて鍵を返して終了となります。
この退去点検終了時間が部屋を出る時間です。そこから電車移動の場合は駅へ向かいますから、逆算して、「〇〇時までに終わってもらわないと困る」という旨を伝えておくことが大切です。
幼い子どもがいる場合は電車も余裕を持ったスケジュールを組むことが必要になります。
発達の問題を抱えている子は急かすと「自分のペースが乱されるため」癇癪を起こすこともあります。
最初はトイレに行かないと言って電車を見ていたのに、乗車時間ギリギリに「漏れそう!トイレ行く!」とか実体験であるので、私の場合、「息子がお腹を壊してもトイレに行く時間プラス15分」を考えて新幹線のチケットを取るようにしています。
今回は荷物が当日に届かないことと、夜遅くの到着になるので宿泊も兼ねています。
感染症対策もあるので最小限の移動と費用で目的地につくように考えています。
4. 子どもの癇癪などに備える!
発達障害グレーゾーンの子は癇癪を起こしやすいので、長時間の移動は対策が必要です。
電車が好きか嫌いかも大きいです。特に発達障害の特性がある子で電車が好きな子の場合、電車の種類(各駅停車でないと癇癪を起こすなど)にこだわる子もいますので、特徴を把握したり、乗れない電車ならおもちゃを用意しておくなど、パニックに陥らないようにシミュレーションすると良いですね。
息子は電車好きではありませんが、乗り物自体は嫌いではありません。
ただ、数時間同じ空間にいれば飽きてしまします。疲れもでてきますから、疲れと飽きで癇癪が起こりやすくなります。
寝てくれれば一番なのですが、そうもいかないのが子どもです。お菓子に動画に絵本・・・・
息子が楽しめるものと安心できるもの(気分を落ち着けるもの)を沢山用意してしっかり対策を立てていきたいと思います。
5. 転勤生活で初めて夫と一緒に引っ越すことにした!
今までは夫と私(と息子)は別々に引っ越していました。夫が先に行き、私が引越しの手続きなどをして母子で追いかけるような形をとっていました。逆に夫が仕事で不在中に引越しして、夫が後から追いかけてくる感じのパターンもありました。
とにかく、一緒に移動したことがありませんでした。今回初めて家族で引越し移動をします。
しかし、息子が発達障害の特性があること、私の椎間板ヘルニアが完治しておらず、1人で子を見ながら引っ越すのが困難なことなどから、今回は一緒に移動するスケジュールを組んでいます。
杖をついた状態で息子と手を繋ぎ、スーツケースを持ち運ぶというのは、流石に厳しいですので・・・
夫に帯同している場合、移動は夫と一緒にした方が良いこともあります。1人が子どもをケアして1人が荷物を管理したり、交代することができます。
幼い子どもが複数人いれば親1人では大変です。夫婦で協力して移動することが最善ですね。
幼い子はどうしても騒いだり、ぐずったりしがちです。我が家は一人っ子ですが、それでも母子だけでの長距離移動(引越し)は本当に大変で、気を抜いたら意識を無くして倒れてしまいそうでした。
まあ、こういうのが祟って体を壊してしまいました。
そもそも転勤族の夫に帯同しているのですから、引越しに関しては夫が助けてくれないと困ります。
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