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発達凸凹男児の習い事:ピアノを始める!

発達障害があると習い事一つとっても非常に大変です。

1. 発達障害の特性がある親子がぶち当たる「習い事の壁」

お勉強系習い事の代表格といえば公文式の教室。他にもグループで行うリトミック教室や幼児教室などもありますね。

しかし、これらの問題点は集団であること!

特に幼児期から通わせるとなると壁にぶち当たります。

隣の子にちょっかいをかける、教室で離席してしまう、声を出してしまうなどといった、他者への妨害行為などなど・・・

特にくもんや幼児教室は教育熱心な親御さんも通わせているので、「あの子のせいでうちの子が・・・」などとトラブルになりかねません。

もちろん、計算がめっちゃ好きで黙々とやるタイプの子であれば、集団レッスンでも問題ないと思います。

2. 発達障害の有無は伝える?まずは見学から!

集団でも個人でも、まずは見学や体験レッスンを受けてから教室を決めることが大切です。

発達障害の特性があると、その場所が苦手ということもあります。

先生には「発達障害の特性がある」と伝えた方が良いです。見学時に伝えるのは勇気が・・・という場合は、問い合わせ時に伝えても良いと思います。

座ることに時間がかかる場合は、先生にどうやって対処しているのかを伝えるとより良いです。

指導者によっては発達障害がある子にうまく対応できませんので、二次障害を引き起こすこともあり得ます。

先生も特性があれば、指導方法について保護者に相談できますので、特性は伝えるとベストです。

3. ピアノを始めた

ピアノは絶対に習わせたい!と思ってた習い事の一つでした。

これは障害があってもなくてもやらせたかったです。

澤口俊之さんも発達障害児へのピアノの習い事は推奨されています。

東大生の経験した習い事でもピアノは上位に入ってきていますし、脳にも良いことで知られています。(別にピアノを習ったからと言って東大に入れるわけじゃないですし、現に私も夫も東大などの難関大出ではない・・・)

私も夫もピアノは幼少期から10年以上は習ってたということもあり、夫婦ともにピアノは習ってよかった習い事として意見が一致しています。

夫に関しては今でもピアノを弾くほど、ピアノはなくてはならないものになっています。

近所で発達障害の子の指導経験もある先生がいらっしゃり、その先生のもとで始めることにしました。

我が家は転勤族ですので、いつまでその先生にお世話になるかわかりませんが、息子がピアノを続けたいな〜と思ってくれればラッキーですね。

4. クラビノーバの購入

転勤族なことや集合住宅に住んでいるので生ピアノは買えませんが、クラビノーバを買いました。

インターネットで買いましたが、事前に夫と楽器店に行き各メーカーの電子ピアノを実際に触ってみました。

夫が所有しているピアノは鍵盤の軽いキーボードタイプ。初心者が始めるには不向きなものです。

ある程度重さがあって、生ピアノでも抵抗なく弾けるようなタイプのピアノを購入しました。

カウンターウェイトも付いているCLP-785を買うか迷ったのですが、税抜きで38万〜42万。

ちょっと予算オーバーで、迷いに迷ってCLP-775を購入しました。税込で約30万円でした。

カウンターウェイトは付いていませんが、グランドタッチ鍵盤、88鍵リニアグレードハンマー、エスケープメントが付いているのでこれにしました。

エスケープメントはアコースティックピアノの鍵盤をそっと叩いた時に「かくん」となる引っかかるようなタッチのことです(エスケープメントクリックでヤマハQ&Aに飛びます)。カタログを見たら、クラビノーバには全シリーズ(CLP,CVP,CSP)に搭載されていますね。
カウンターウェイトグランドタッチ鍵盤88鍵リニアグレードハンマーに関してもより本物に近いタッチ感を追求した機能になります。機能など、詳しくはヤマハのHP(クラビノーバ)か楽器店のパンフレットに記載があります。

最低でもエスケープメントが付いているものが条件でした。エスケープメントは17万くらいで購入できるCLP-735にも付いていますが、夫も弾くので、可能な限り奮発しました。

また、今のピアノ教室がグランドピアノなので、タッチ感がよりグランドピアノに近いものであることも重要でした。

5. 発達凸凹男児だから?クラビノーバ唯一の欠点を発見してしまう

今のピアノの教室ではグランドピアノを使っています。

しかし、家では電子ピアノです。

この差が息子にとってはあまり良くなかったように思います。

なぜかというと、ピアノ教室で「スイッチはどこ?」「歯車入ってるの?」と生ピアノも機械でできていると勘違いしています。

弦をハンマーで叩くんだよ!と教えても納得いっていない様子。

特に子どもは情報量が足りないので違いを知るには実際に目で見て、手で触って・・・と本物に触れることが重要になってきます。

特に発達凸凹の子は視覚優位だったり、聴覚優位だったりしますが、イメージする力が弱いこともあるので、可能な限り実物に触れさせることが発達促進の要になってきます。

ピアノスタジオを借りいくか、楽器店で中を見せるしかないのかな?

動画もいいのですが、やはり生で見るのが絶対に理解が早いので、生で見せてあげたいですね。

ピアノ教室では先生は安全上、絶対に開けないので見ることができません。もう少し大きくなってくれば開けてくれるかもしれませんが・・・