おうちでできる!魔法の療育道具
登園自粛、自宅待機で外で目一杯遊ばせられないという状況が続いています。発達凸凹の療育に運動は欠かせません。運動量はかなりありますが、親がへとへとにならずに楽しくハードな運動ができてしまう道具を購入しました!
1. 運動は一番の療育
運動が脳に良いというのは多くの教育本や育児本に書かれています。
全身運動を重ねることで体幹が鍛えられ、筋肉もつき、椅子に座ってプリント学習ができるようにもなってきます。
発達凸凹の子は運動機能の発達も定型発達の子よりゆっくりだったりしますので、療育では体全体を動かす粗大運動と手指の巧緻性を向上させる微細運動を行うことが多いです。
我が家もアドバイスを受けて息子が2〜3歳の頃は早朝から散歩したり、公園で全身運動したりしてきましたが、都市部に引っ越してから外に出る機会が少なくなってしまいました。
公園の遊具で遊ばせてあげるのは一番お手頃ですが、遊具がほとんどない公園も多いですし、新型コロナが流行中の2021年。公園が過密になってしまう可能性もあり、なかなか連れていけないという場合もあります。
水泳や体操もとても良いので、スポーツクラブに通わせているお家も結構ありますが、感染症対策で閉鎖されてしまったりするとがっつり運動できません。息子の場合は、水泳嫌い、体操嫌いなのでやらせたかったけど諦めた習い事ですね(笑)。
しかし、そんな息子でも気軽にできて、私も楽できて、療育施設でも取り入れられていて、お家でできるお手軽な運動療育方法があります。
2. 5分飛び跳ねて1kmジョギングしたことに?!
そう言われているのがトランポリン。
トランポリンは去年療育でも定期的に行い、刺激的なことが好きな息子も楽しんでいました。
しかし、集合住宅ということもあり、買うのを躊躇してたのですが、ついに買いました!
我が家で買ったのは1mくらいの折りたたみ式オールゴム製のものです。
エアロライフホームジャンピング(amazon)
スプリング式のものもありますが、スプリングに肉を挟みかねないので、安全なものにしました。
あとは、手頃な価格で、軽くて、折りたためるものです。そもそも息子が使わなければ無用の長物(私はヘルニア持ちなので使えません)。
トランポリンは飛び跳ねるだけですが、体幹を鍛えるのにぴったり。あとただ跳ねてるだけですが、運動量が5分くらい跳ねて1キロ分ジョギングしたのと同じだと言われています。
1km走るのはしんどいですし、私はヘルニアもあるのでそんなに一緒に走ることはできません。ボール投げやバドミントンなどもヘルニア再発が怖くてできません。
トランポリンは子ども1人でも跳ねられるし、親は変な落ち方しないように近くで見守るだけで良いのでとても楽です。
息子は下半身ムキムキで体幹は良いので、1人でも綺麗に飛び跳ねられますが、体幹が弱い子は親が手を取るか、掴まるバーがついたタイプのトランポリンが安全だと感じます。
小さいクッション型のトランポリンもありますが、うちの子は足の力が強いのでかなり跳ね上がって落下した時に踏み外し足をくじきそうでしたのでやめました。
3. トランポリンの注意点
子どもがはしゃぎすぎるとトランポリンから転落する事故も起こります。
体操選手のように回転技をしなくても、思い切りジャンプすると思ったより跳ね上がりますので、事故には気をつけないといけません。
特に刺激は慣れて恐怖感がなくなりますから、刺激を求めてより高く飛びたいと思ってしまうこともあります。
頭から落ちるなど着地に失敗すれば、頚椎損傷する恐れもあります。
特に体幹の弱い子に療育目的で使う時には、変な場所に落下しても受け身が取れません。
手を繋いでジャンプから初めて、手を離して飛べてても使用中は目を離さない、万が一の時は抱きとめることができる位置に待機するなど事故予防を心がけないといけません。
あと、外せない注意点は騒音問題です。
そのままボンボン跳ねると非常にうるさいです。当たり前ですが、ジャンプしまくるので、振動があります。
直に床を跳ねたり、ソファーからフローリングに飛び降りるよりは振動や音は少ないですが、結構振動が響きます。トランポリンで跳ねてもらっている時に床に横になってみると振動がどれだけ伝わるか感じられます。
外に持って行って使うならともかく、集合住宅で使うならピアノと同様に防振対策をする必要があります。
家のタイプにもよりますが、今の家で行う時は畳の部屋に厚手の防振マットを敷き、その上にジョイントマットを重ねています。
近所でビルの解体工事と高校生が部活で大声出したり、吹奏楽や軽音楽の音がガンガン響いているので、それに合わせて日中の限られた時間に行います。
それでも、トランポリンはベッドや椅子から飛び降りるより、ずっと静かです。
息子は多動もあるので、飛び降りてドシンドシンとうるさくて、叱り飛ばすこともあったのですが、トランポリンを導入して飛び降り癖がだいぶ治りました。
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