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発達凸凹男児の「好き」を伸ばす!!きのこ栽培キット大活躍!!

息子がここ数ヶ月ハマっているものの一つにきのこがあります。そんな中、しいたけ栽培キットを購入し育ててみることにしました!

1. しいたけ栽培キットを買う

キノコに執着し始めた息子。外でもキノコが生えていると大はしゃぎ。梅雨時期はキノコが近くの公園の芝の上にも生えてきているので、「キノコ!!」と興奮して間近で観察していました。

五感をフル活用して観察をさせたいところではありますが、植物は毒を含んだものもあります。特にキノコは図鑑を見ても似たようなのも多く、よくわかりません。

カエンタケのようないかにも!な猛毒の種類なら避けられますが、普通のキノコでもそこらへんに生えているのは素人では見分けがつきませんので、触らせることはしませんでした。

キノコや山菜などを採りに行って似たような種類の毒のある植物や毒キノコ採って食べてしまい命を落とすニュースも度々見られるように、自然界には似て非なるもの(毒)が沢山あります。

発達凸凹の子は好奇心も旺盛です。特にキノコはスーパーでも売っていてよく食べるものですから、生えている=食べられると思わないように、注意してきました。

よくわからないキノコを触らせたくはないけど、興味があるのだから生えてくるキノコを観察し、触ってもらいたい・・・

そんなことを考えていた時に見つけたのがキノコ栽培キットです!!

我が家で購入したのは『森のきのこ倶楽部』という会社が発売しているしいたけ栽培キット(栽培ケース付き)です。

1度目は放置しすぎて失敗してしまって、白っぽくなった挙句、傘が開きすぎてしまいました。

2回ほど収穫できるのですが、2回目は生えてこなかったので、同じキットを買った人のブログやレビューを見たり、購入先の説明書を熟読した上で『おかわりくん』を買って再挑戦となりました。

2. しいたけ栽培キットは通年使える?きのこ栽培に重要なコツ!

キノコ栽培にに必要なのは湿度気温

湿度に関しては、加湿器もあるし、基本的に湿度の高い日本の居住空間においてジメジメ湿度は保ちやすいかもしれません(高級タワマンや機密性の高い24時間換気住宅などは別ですが・・)。

しかし、気温は別。しいたけは真夏には栽培には不向きです。湿気はOKなんですが、適正温度が18〜25℃とあるので、首都圏なら秋〜初冬が適していると思います。

届いたらすぐに開封しないといけないので、購入時期は超重要です!

大きな冷蔵庫があれば暑い真夏の時期でも栽培や保管もできますが、容器ごと入れるとかなり場所を取ります・・・

収穫時には傘が開く前、裏の膜の部分が切れたら即収穫だそうです。小さくても膜が切れたら収穫のようです。経験談として、1日おくと傘が波打つように開いてしまいました。

一度生え始めると一気に育つので、栽培ブロックを掴んで裏返して膜が切れてるか確認しながら、膜が切れたものから順次収穫しました。

失敗したキノコは食べませんでした・・・傘が食べられるという情報もありましたが、ちょっと怖かったので。

3. 失敗したくないなら素人は事前に詳細マニュアル参照すべし!!

キットの中にもマニュアルが入っていますが、簡易的なものです。

1度目は付属の簡易マニュアルでやったんですけど、失敗してしまいました。というより放置しすぎてしまいました。

キノコ栽培塾(しいたけ農園)のほうに詳細がありますので、こちらを見た方が失敗がなかったかもな〜と思います。

大きいキノコを作りたい場合にする方法や、1回目と2回目の間の休憩中にキノコが生えてきてしまった場合の対処法などもワンポイントアドバイスとして書かれています。

確実に成功させたい場合は、このワンポイントアドバイスが非常に重要ですね。

たまに風に当てるとか、そういうちょっとしたことがキノコ栽培には重要みたいです。

湿度計もないと失敗しやすいと感じました。

基本的に冬でもジメジメ&カビカビ官舎ですが、立地によっては秋風が吹き込みカラカラに乾燥します。今の宿舎は夏の湿度は75〜80%。秋〜初春の湿度は30%になってしまう日もあります。

我が家の場合ですが、60〜65%くらいの湿度でよく生えてきてました。

毎日霧吹きで1〜2回湿らせるので、サウナほどの湿度は必要ありませんが、湿度が低い時は霧吹きの回数を増やしたり、お風呂場に移動させたりして湿度を確保しました。

4. 収穫後は食べられる!

栽培したしいたけは食べられます。

おかわりくんで挑戦した2回目は成功しましたが、実際に収穫してみてお腹壊したらどうしよう・・・と不安になったのですが、普通に食べられました。

大きいしいたけのために最初の手入れはしませんでしたので、ボコボコと小さめのしいたけが生えました。

他のキノコとバターソテーにしたり、お味噌汁に入れて食べました。

息子にもハサミで切ってもらって収穫を手伝ってもらいました。

飽きっぽい息子にはお花の栽培はまだ早いし、プチトマトとかは虫がついたら嫌だし・・・と悩んでいたところにドンピシャで出会ったキノコ栽培キット!

このキノコ栽培キットは、虫がつくことはありませんでした。また、使い終わったら砕いて肥料にできるそうなので、鉢植えや花壇などがある家ならたとえキノコ栽培に失敗したとしても使い道はありますね。

とってもエコだし、赤ちゃんキノコが生えてからは大きくなるまであっという間(2〜7日)。少し指で触っても平気。ニョキニョキ生えてくるキノコは息子の好奇心を大いにくすぐりました。

食育にもとてもいいと思います。食べ物はすぐにできるものではないというのを小さいうちから学べますし、待つことが苦手な息子でもちょうど良い期間で生えてくるので、待つことが苦痛になりませんでした。

しいたけは沢山できても冷凍できますし、干ししいたけにしてもいいですね。大量に取れてしまっても急いで消費する必要もないのも楽でよかったです。

しいたけの栽培を通して、キノコが育つ様子だけでなく、子どもに温度計や湿度計の見方も教えられます。食育だけでなく、観察などを通して理科の興味を育むのにも役立ったんじゃないかなと思います。

出不精でズボラで家庭菜園ど素人な親でも気軽にチャレンジできるのでとってもよかったです。

他にもなめことかもあるので、時期を見て色々チャレンジしたいと思います。