【コグトレ】発達凸凹「幼児」には効果なし?!
認知機能強化だけでなく、早期教育としても使えるコグトレですが、発達凸凹幼児に使うときには注意が必要なようです。
1. 息子の主治医は懐疑的?
息子は児童精神科に通い、医師にも定期的に診てもらっています。
その際に様子や新しいことをしたら報告するようにしています。
前回の診察の時に、子供向けのやさしいコグトレのプリントをさせて改善が見られたということを報告しました。
しかし、私の話を聞いた主治医の顔は微妙でした(笑)。
「コグトレに関しては、医師の中でも意見が割れてる。対象者がもっと歳が上で生活の中で必要な認知機能トレーニングを受けられなかった人には認知機能の改善がみられる例もある。教材自体はすばらしいもの。ただ、これから認知機能が身についてくる幼児に行っても「認知機能が改善」ということにはならないのではないかと思う。何より、親が幼児に無理矢理やらせるのはオススメしない。無理強いはしないで、本人がやりたいと言ったら好きな課題だけさせる程度で良い。」
というようなことを言われました。
息子の主治医曰く、小学生以上で認知機能に歪みがあるような子には一定の効果が認められているけど、幼児にはいわゆる先取り教育になってしまうので、息子のような発達凸凹の子でマイペースな子には勧めてませんでした。
2. 医師は早期教育に反対派!でも・・・効果を実感してしまうとやめられない
子供が生まれたときに幼稚園に入ったら公文式をやらせようと思ってたんですけど、公文の教室は集団ですよね。
音に敏感で、気が散りやすい息子にはまだ早い気がして諦めました。他の生徒さんの邪魔をしてしまうのも申し訳ないですから・・・
プリント大好きな子だったら行かせてましたけど、そういうタイプでもないので・・・
字もヘロヘロだったし、発達に効果があるようなものはないかな〜と探していたときに出会ったのがコグトレ。
ちょっと嫌だな・・・でもやってみたらできた!っていうのを積み重ねると息子は伸びそうだなと。
医師は息子へのコグトレは懐疑的でしたが、実際にやらせた私が効果を実感してしまったので、これまでの習い事などを妥協してきた分、様子を見ながら継続していこうと思っています。
かといって医師の意見も無視できません。医師は専門家ですから意見も聞いておく必要があります。
ですので、医師の意見も取り入れながら、無理させず少しずつやらせるように気をつけました。
本当にすこ〜しずつやらせてみても効果があるのは実感しました。
コグトレをさせる時に注意してるのは、早く行うことよりも丁寧に行うことです。
タイムを競うとかに興味のない子なのと、粗野なところがあるので、目的は1つに絞りました。
本当は1分で1枚とかやってほしいんですけど、これをやると目的が2つ「1、時間内に、2、丁寧に終わらせる」になってしまうので、今の息子にはストレスになるかと思い、妥協しました。
3. これからのことを考えてゆっくりコグトレ
これまでも息子の早期教育に関しては妥協に妥協を重ねてきました。
習い事のタイミング、種類もがっつり減らして最低限。
今畳み掛けるようにやったら息子は潰れてしまうだろうなって思います。
コグトレは息子には合ってたと思うし、やれば効果が出るのがわかってしまったので、少しずつ療育的トレーニングとして小学校低学年頃まで継続していこうと思っています。
発達障害児だからこそ、早め早めに教育を施していかないと手遅れになるのではないかという不安感もあり、先取り教育自体をスパッとやめてしまうという考えには至れませんでした。
一般的な早期教育のプリントとはちょっと違いますが、コグトレもさせる年齢によっては早期教育になります。
市販のプリントも中々してくれないことが多かったのですが、コグトレは継続できたし、プリント系が苦手な息子にも合ってた教材でした。
なので完全に止めるという選択肢はありませんでした。1日1問でいいので、継続させています。
勢いづいて5枚、10枚やったこともありますが、徐々に問題も難しくなるので、そういう問題は1問だけなどじっくり取り組めるようにしています。
1年後、2年後を見据えて、コグトレは考える練習として積み重ねていきたいところです。
発達凸凹の子や男の子の場合、大器晩成型、後伸びするタイプの子も多いと聞くので、あれこれさせたい親がどれだけ忍耐できるかというのも、息子を伸ばすポイントなのかもしれません。
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