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【脱・転勤族3】夫は単身赴任!発達凸凹息子は遠方通園に挑戦中!

自閉傾向がある我が子は環境変化に弱すぎます。広島から神奈川に引っ越した時にぶり返し、悪化した癇癪を考えると幼稚園を転園する考えはありませんでした。

1. 遠方通園は可能か否か

私立の園であれば、親が送迎、または送迎サービスが使用できれば問題はないかと思います。

園にもよるので、遠方から通いたいなら要相談です。

我が家の場合は、遠方通園してでも幼稚園を変えなかった理由は

・近隣の幼稚園で途中入園、および発達障害児の受け入れ枠がなかった
・環境変化に弱い息子には新しい幼稚園は辛いと判断したから
・1年も通わないのに、新しい幼稚園を探すのは親にとってもストレスフル

問い合わせただけですごい断り方する園もありましたから、親は子どももろとも存在を否定された気分になり、たかが幼稚園探しでメンタルまで病んでしまうんです。

「どの園が発達障害児を受け入れてくれるか」という問いは市に聞いても教えてくれませんので、自力でボロボロになりながら探すしかありません。

またあの時みたいに何園も連絡して断られてっていうのをするのは、心が折れてしまった私にはしんどすぎます・・・

市側も発達特性がある子ども達がどこでも受け入れてくれる訳ないの知ってるんだから、前例で受け入れがされている園をいくつかピックアップして教えてくれたほうが、園側も親側も無駄な時間と労力使わないから良いと思いますけどね。

今回は同じ市内ということで、幼稚園側は遠方からの通園でもOKとなりました。

横浜市では幼稚園がある「区」で手続きをします。

我が家の場合は、幼稚園はそのままですので、転入届を出した区ではなく、転出届を出した区役所に戻って再手続きをしました。

2. 夫と住所が別れたら支給認定申請者をチェック!

支給認定申請は保育園や幼稚園に通う時に必要になるものです。

我が家の場合、書類を提出した直後に夫が県外に単身赴任になってしまいました。

その後役所から連絡があり、支給認定申請者の名義を夫(父親)から私の名前(母親)に変更するように言われました。

また、支給認定申請者本人自筆の署名が必要なので、申請者が単身赴任をする際は役所で一緒に手続きをしたようが良さそうです。

家の購入手続きと夫の単身赴任、幼稚園を転園するかしないかでバタバタしていて、そこまで気が回りませんでした。

我が家はたまたま電車で日帰りで行ける距離での単身赴任ですので、いざとなればすぐに対応できますが、これが遠方だったり、着任早々出航で不在になる・・・となってしまうと面倒なことになります。

学校関係や幼稚園関係の保護者氏名は子どもと同一住所に住んでいる方の親の名前を使っておいた方が無難なんだな・・・というのを学びました。

ただし、公的な手続きにおいて単身赴任した夫の住所を使わざるを得ないものもあります。

うちは私と息子が夫の扶養ですので、児童手当と通所受給者証は夫の住所氏名で手続きを行っています。

引越しと単身赴任した時に面倒だなと思ったのは、通所受給者証の手続きでした。

3. 単身赴任後の通所受給者証の更新・再発行は要注意!

療育に通うための通所受給者証に関しても、横浜市は区をまたぐと新しく発行してもらわないといけませんでした・・・

通所受給者証は息子を扶養している夫(父親)名義になります。

そのため、新しい通所受給者証は夫の住所に送られてしまいました

区役所には私の方に送ってほしいと言ったんですが、対応してもらえませんでした。

海外に単身赴任とか、長期出張で連絡が取れないという止むを得ない場合はおそらく対応してくれるかなとは思うのですが・・・。

この受給者証がないと療育先も困ってしまいますので、福祉枠で療育を利用している発達凸凹の子にとってはとても重要なものです。

今回は県外の夫の住所に横浜市で「息子が」使う通所受給者証が送られ、夫に連絡して私と息子が住んでいる住所へ送り直してもらいました。

4. 発達凸凹な子が電車&バスで「スムーズ」通園するために必要な条件

息子が電車とバスで幼稚園に通園し始めて1ヶ月が過ぎました。

夏場になってきたというのもあり、しんどそうですが、なんとか頑張って行けています。

電車やバスに乗るのが好き」だからこそ通い続けられるのは大きいかなと思います。

加えて、座れはしないものの、そこまで混雑する電車と時間帯ではないのも大きいです。

発達障害がなくても遠方の園に毎朝ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗っていくというのは体の小さい幼稚園児には大変なことです。

特に発達障害がある子の場合は公共の乗り物に乗るのが嫌いだったりすると、二次障害のトリガーになりかねません。

息子は今は原則毎日通っていますが、しんどそうだったりしたら幼稚園はお休みして家でゆっくりさせる日も作っています。

ちょうど通学時間帯ですので、私立の小学校・中学校に通う子や高校生たちがたくさん乗ってきます。

息子にはそういう大きい学生さん達の様子が見られるのは、自分の将来のことを考えるのにもとてもいい刺激になるのではないかなと思っています。