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特別支援学級に入るときにした先生へのお願い

地域差、学校差が大きい公教育。公教育なのにどうなの?とは思いますが、支援級も学校差が非常に大きいので、通学予定の小学校の事前リサーチは小学校生活をスムーズに送るためにも重要になってきます。

1. サポートレターの有無

支援級に入るときに、学校側からサポートレターようなフォーマットがあればいいのですが、なければ自分で用意しなければなりません。

サポートレターというのは、配慮してほしい事柄の詳細などを書いた、ガイドブックのようなものです。

息子の学校は、サポートレター的な用紙をもらったのですが、A41枚でとてもじゃないけど入りきらず、別紙3枚を付け加えました。

サポートレターですが、理想はA4用紙1枚に収まるくらいで、簡潔に箇条書きで2〜3個のお願いの方が良いんですが、私はあえて3枚にしました。

2. サポートレターに書いたこと

サポートレターが長くなったのは、

困りごと、それらに対する対処法数例を初めての人でもわかるように取説のように書いたからです。

例えば、「使ってない漢字を使ってても叱らないでください(漢字の使い分けという器用なことはできません)。軽く褒めると学習や生活面で指示が通りやすくなります。」

などです。

先生が褒めるとメリットですよ〜。危険行為以外で叱るとデメリットですよ〜。

ということがわかってもらえるように書きました。

〇〇してください!XXはしないでください!

では素っ気なくて冷たい印象且つ威圧感が漂いますので、文章は程よく丁寧に書くようにしました。

例えば、「今中間反抗期で、ちょっと先生の気分を害してしまうかもしれませんが、スルーしてください。態度が悪いようなら、家や精神科で指導や治療をしますので、私(親)に連絡をください。」

と親も先生が仕事しやすいようにサポートします。丸投げしません。

という意思をレターに書いておくと、先生もやりやすいのではないかなと思ってます。

3. 苦情や文句をつけたいときはお願い形式にする

子供の教育において、学校にクレームを入れたくなることはあると思います。

ただ、これはデメリットも多いので、いじめにあって隠蔽された、など重大事案でない限りクレームは入れない方が賢明です。

苦情を入れるときは、

「〇〇ということを本人から聞きました。本当のところはどうなのですか?」
「〇〇していただけますか?」
「〇〇できないなら、家で代わりにできることはありますか?」

など、最初はソフトに疑問形式やお願い形式で伝えた方が角が立たないと思います。

うちの子の場合は、学習面でも不安(普通級より進め方が遅いので)がありますので、

学習面での遅れが不安だということを伝えた上で、
・家で教科書ワークを買ったので、学校の勉強はそれでカバーします。
・毎日、少しでもいいので計算問題をさせていて、机に向かうようにしています。

など学習面のフォローや先生が「これをやってるなら大丈夫でしょう」という判断基準にできるドリルなどを用意し、家で不安点をカバーするので学校でもきちんと理解しているかを測って認めてほしいという希望を出しています。

4. 学校に過度に期待しない

学校に過度に期待してはダメです。

学校への期待値はぐんと下げておき、基本は家庭でバックアップ体制を整えるしかありません。

ただし、学校に期待しないからといって、見下すのはNG!

学校、特に公立小学校は様々な子がいて、先生のブラックな労働環境も問題になってます。

人手不足で不人気であれば、どれだけ優秀な先生でも手が回りません。

この先生は教員として不適切な言動を子どもにしないか」という点だけ注意しておくだけに留め、手取り足取りサポートされなくてもOKというように考えると不満も少なくなります。