入学3日目から始まった登校渋りと教師からの不適切指導疑惑について
登校しぶりは想定内でしたが、なんと入学3日目にして朝から行きたくないと連呼するようになりました。
1. 悪化した登校渋り
朝、グズグズすることが多いのですが、まだひっくり返って喚き散らすまではいってません。
登校しぶりが始まったのは入学3日後。
環境要因に左右される息子には想定内のことでした。
帰りはけろっとして帰ってくるので、朝の切り替えが苦手なんだなと思っていました。
しかし、3週間後には「明日は学校は休み?」「もう学校に行きたくない」「学校を休みたい」と昼夜休日問わず聞いてくるようになりました。
2. 突然の猛烈な癇癪と学校での不適切指導について
3週間も過ぎた、4月下旬から、腕を振る動作に対して異常なほど怒り出すようになりました。
前々から気にくわないことでは怒ったりしてたのですが、今回は異常なまでの情緒不安定さが出現しました。
ちょっと手を上下に動かしただけで「縦にしないで!!」と泣いてキレて、大暴れ・・・
学校から帰ってきて、布団にくるまって泣きながら「○にたい」と言うまでになってしまいました。
最初は登校しぶりからきている癇癪の一種だと思っていたのですが、ある休みの日の夜、「先生から叩かれた」「他の子に〇〇って言われた」と泣きながら話し出しました。
息子の小学校は縦割り(学年混合)の活動があり、上級生と一緒に活動するのですが、その時に上級生から人格否定と取れる侮辱言葉を言われたそうです。
正直、他児からの”いじめ”行為は想定内でした。
息子の言動を受容できなくても仕方のない年齢ですし、トラブルが起きた時は都度、第三者の教員を挟んで、お互いに改善していけたら良いと思っているわけです。
ただ、想定外だったのは教員からの不適切指導。
就学相談時に「普通級だと叱られる、注意されることが多いから、支援級で手厚く・・・」という話だったのに全く違って面食らいました。
支援級を見学した時に「意外と厳しいな・・・」ってのは感じたんです。
ただまさか叩くような指導をされるとは思いませんでした。
3. トラブルには初動が大切!
私自身、小1の頃、いじめという名の犯罪行為の被害者になり、転校をしています。
ただでさえ、発達障害で生きづらさを感じている息子にはこんな思いをして欲しくないわけです。
何事も初動が大事で、トラブルがエスカレートする前に、問題の火種が小さいうちに火消しをしておく必要があると思っています。
息子自身にも問題はあるのはわかっているということも伝えた上で、学校へ苦情を入れました。
クレームも単に「うちの子は悪くない!」っていう他責主義全開では問題は解決しません。
加害にしろ被害にしろ、原因と背景を探る必要があります。大抵のトラブルには何かしらの理由がありますからね。
なるべく感情的にならないよう心がけながら、具体的にしてほしい指導方法を伝えました。
今回は2点問題がでました。上級生の健常児からの暴言行為と教員からの不適切指導です。
息子にも至らぬ点が多いことを伝えた上で、
(1)他児からの暴言について
加害児には単に侮辱発言(個人の感想)ではなくて、「〇〇する(具体的な行為や言葉)のは汚い/不快に感じる/場にふさわしくないので、やめてほしい。」「〇〇するのは嫌だからやめてね。」というように、具体的にして欲しくないことを、適切な日本語を用いて相手に伝えるように指導をしてください。
とお願いしました。
健常児から見たら発達障害なんて理解できなくて当然です。集団生活において、特定の人物の行動や癖などが生理的にどうしても受け付けない人がいても当然です。
しかし、だからと言って侮辱行為や発言が許されるわけではありません。
息子にも特性があるから仕方ない、なんて思わずに暴言や暴力、人を否定したり傷つける言葉は使用してはいけないと根気よく教えています。
(2)教員からの不適切指導について
息子が〇〇先生からXXの時間に姿勢が悪いこと、行動が遅いことなどで叩かれたと訴えています。情緒が著しく不安定で自罰発言や自傷行為が悪化しています。
普通にできることができないから、支援級に入れているのです。
子どもの指導方法について、わからなければ親(私)に聞いてください。必要であれば、授業にも補助で付き添います。
といった内容に家で息子と話したことを書き加えた内容の手紙を渡しました。
4. 子どもと話す
学校でのことは子どもと話し、子どもの意見を聞きながら、合わせることの大切さも教えています。
息子の場合、本当に傷ついたことに関しては口を割らないタイプだということが今回判明しました。
「何かあったの?」「話してごらん?」と聞いてもだんまりが数日続き、とにかく情緒だけが不安定で原因が特定できず苦労しました。
ただ、何かしらの暴力的なことがあったのだ、と感じ取れただけで親の推測でしかなかったんです。
尋問にならないように気をつけながら、まずは「何か悲しいことがあったのかな?」「すごく心配」という問いかけから始めました。
その次に、「ここ数日異常」「何があったのかわからないと助けてあげられない」「話せる気持ちになったら話してほしい」ということを時間をかけて伝えました。
しばらく経ってから、突然息子が事案を話したのでびっくりしましたが、息子の異常な言動とその原因が腑に落ちた瞬間でもありました。
息子が唐突に泣き出して原因を話し始めたので、「そっか。それはとても辛いね。悲しいね。酷いことをされたね。」と息子の気持ちに寄り添う声かけだけしました。
我が家では、怒られた、暴言を吐かれたといった場合、なぜ相手がそういう行動をとったのかを一緒に考えるようにしていますが、それは一旦本人の気持ちを受容し、落ち着かせてからにしています。
「それは、あなたの言動に原因があるのでは?」と言いたくなることもありますが、ぐっとこらえて、気持ちを吐露している最中は聞くだけ、気持ちを肯定するだけに気をつけています。
息子の場合、自分なりに理由が明確になれば納得します(たとえそれが理不尽なものだとしても)。
今回のトラブルについても息子と話して、「あなたのしてたことを見て、相手はこういう気持ちだったんだろうね。でも別の方法で指摘して欲しかったね。」と相手の気分も推測して話し、息子が気をつけるべき点も理解させました。
理由が明確になると、自傷行為が落ち着くこともありました。児童精神科も定期的に通院していますので、医療面からのサポートがあるだけでも少しは安心できます。
今回入学して早々にこんなトラブルがあり、不登校まっしぐらかも?と思いましたし、学校への苦情入れた事で、理不尽な苦情ではないとはいえ、学校側からはモンペ扱いでしょう。
しかし、子どもを守れるならどう思われようが関係ありません。理不尽なクレーム入れてるわけでもありませんからね。
今後も問題が起きたら都度早めの対応を心がけたいところです。
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