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支援級:平均IQなASD息子の勉強サポート

平均IQの子やボーダーの子が支援級や通級の場合、学校の勉強サポートは必須になります。

1. 支援級は勉強が遅れる?

支援級といっても交流級があったりなかったり、個人でカリキュラムが違ってたりもします。

支援級の場合、文科省が定めた一定の時間は支援級で過ごさねばなりません。

息子の学校の場合、交流級はその子の特性によって上限まで増やしたり、減らしたりできます。

しかし、交流級で参加する授業というのは、体育、音楽、図工、学活など。

国語、算数、理科などの主要科目以外の科目です。

一般的に支援級はマンツーマンではありません。

都市部では支援級希望者も多く、支援級が複数ある学校もあります。

息子の場合は6人の小集団での授業です。支援級の場合、癇癪やパニック、立ち歩きする子ばかりですから、普通級に比べ、授業の質も浅くなるし、遅れがちになります。

ただ、全部の授業が遅れるわけではなく、教科によってはスムーズに進行してしまい、普通級より先に進んでしまうものもあるので、必ずしも支援級=授業が遅れるとも言い切れません。

IQ高めの子であれば、マイペースにできてもどんどん自発的に先に進めますので、問題ありませんが、IQ平均値の子や行動がゆったりしてる子が普通級への転籍を考えるのであれば、家での補助は必須となります。

支援級最大のデメリットは通知表で成績がつかないことですが、最大のメリットは少人数のため、授業において子どもの苦手分野を教員が把握しやすい点だと思います。

そのため、苦手な項目を把握しやすく家などでサポートしやすくなります。

2. 家でできる勉強サポート

実は昔から、公文式に通わせたかったのですが、息子が行きたがらなかったので見合わせ中です。

当初の目論見とはだいぶ外れてしまった現在、我が家ではいくつかの学習ツールを用意して学習の補助をしています。

1)計算ドリル・プリント
2)Z会 小学生コース(ペーパー)
3)RISU算数
4)計算ドリル以外の市販のドリル(くもん、学研、ハイレベなど数種類)
5)教科書ワーク(こくご、さんすう)
6)国語の教科書・絵本(音読教材・読み聞かせとして)

計算:市販のくもんプリントを使っています。タイムトライアルは本人が嫌がるのでさせてません。たまにこっそりタイムを測定することはありますが、集中している時限定です。

Z会の教材:基本の問題とドリルは月の前半で終わらせます。後半に提出する課題などに取り組みます。おまけの英語などのプラスアルファのものは余裕があれば取り組みます。

RISU算数:メインというより補助的に使っています。毎日することもあれば、しない日もあります。今は少し先に進んでいて、問題に漢字もでてるので、新しい問題は1日1課題くらいです。復習で終わった問題をする日もあります。5〜10分程度でサクッとやって終わりにしています。

計算以外の市販ドリル:月の後半に取り入れています。ハイレベは算数と国語がメイン。漢字や読解は夏から取り組もうと思っています。

教科書ワーク:教科書に対応したドリルなので、学校の授業の理解度を深められます。こちらは全部はやっていません。必要だと判断したところのみ取り組ませています。各教科書に対応しているので使用している教科書の出版社を知っておく必要があります。

教科書・絵本:国語の教科書は音読に使います。絵本は読み聞かせと音読。

4. やる気にムラのある発達凸凹が学習を継続するための工夫

1〜6のワークですが、毎日全て行なっているわけではありません

この中で毎日必ずさせているのは、計算です。

できるなら百ます計算をバーっとやってくれると助かりますが、まだ乗り気じゃなくて真面目にやってくれません。

ドリル大好きな子なら可能ですが、うちの子はそうじゃないので、継続することに力を入れています

Z会、教科書ワーク、他ドリルは、Z会を前半に終わらせてから、レベルにあったものをピックアップして後半に投入します。多いときはドリルも数種類やりますが、本人がやる気なときだけです。

やる気が日によって大幅に変わる息子のような発達障害児に、毎日膨大な量を与えれば挫折します

親も挫折するので、これだけならやってもらえそう!という量を毎日調整しています。

教科書ワークなどは理解度でページや問題を飛ばすこともあります。

他にもドリルや問題集など良さそうなものは買い揃えてきましたが、端から端まで全てはやりません。

最低限やらせたいもの(ノルマ)を決めてそれだけはするように心がけると継続も簡単になります。

子どもが継続しやすく、親も継続させやすいものを最低限のノルマにしてまずは自主的な家庭学習の定着ができればいいなと思います。