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船ブームな息子と行った海博2023

8月上旬に横浜であった海博に行ってきた時の様子です。

1. 突然の船ブーム

海自の夫が船勤務の時に体験航海や一般公開などにも積極的に連れて行ってたんですが、あまり船に興味なかったんですよね。

ところが、ある時、回るものであるプロペラブームが来ました。そこから、船ブームが到来。

最近の好きな絵本は『貨物船のはなし(柳原良平著)』

この絵本は幼児期に買ったものですが、突然お気に入りになったものです。

ルビはふってありますが、漢字も使われていて小学校中学年向けなようです。

『貨物船のはなし』の著者の柳原良平氏は船が好きなことでも知られていますね。

海博のパンフレットにもイラストが使用されていて、息子はすぐに「絵本と同じ絵!」と気がついて嬉しそうでした。

もともとエンジンなどの部品が好きな子でしたので、興味を持ったのも船の中身。

YouTubeで船関連の動画をいくつか見せていたら、すっかり船が好きになりました。

回転するプロペラに執着してましたので、船のスクリュープロペラを製造している会社や造船会社のドック中の様子などの動画ばかりを好んで観ていました。

そんな中、夏休みにちょうど海博があると知って、このブームを利用して知育的な体験をしなければ!と海博に行くことにしました。

2. 海博2023

横浜で開催された海博。2日間ありましたが、土日は予定が入ってて土曜日だけ少しのぞき見できました。

乗船見学できたのはお掃除船「べいくりん」だけでしたが、時間帯のせいなのか場所のせいなのか、なんと人がほとんどおらず貸し切り状態でゆっくり見学できました(嬉)。

いつもは客船が停泊する大さん橋には、なんとNYKという自動車運搬船が停泊してました。

自動車運搬船って港湾で働くなどしない限り、近くで見ることはまずないでしょう。見学はできませんでしたが、それでもその大きさを間近で見て、息子は大はしゃぎでした。

海自や米軍の艦船は定期的なイベントで乗船見学できることが多いのですが、べいくりんみたいなマイナーな船は、こういう機会がないとなかなか見学できません。

実は消防艇を見学したかったんですが、日曜日でどうしても都合がつかず、怒る息子に平謝りしてなんとか納得してもらいました。

3. ブームは子どもの知育を加速する!突然のブーム到来に備えてしていること

息子の場合ブームが過ぎ去ることも結構早いので、興味を持ちそうなものと、興味を持って欲しいもののに関しては親が先回りして行動していくようにしています。

我が家の場合、息子の特性に合わせて「こういうものに興味がでるかも・・・」と関連づけた本や情報を用意し、与えています。

情報を与えたその時には興味を示さなくても、数年後に突然興味持ったりします。

息子は基本的に「回転するもの」「幾何学的な形」に執着を覚えてますので、それに関する本は絵本から大人向けの入門書まで購入しています。

子どもは身近にあるものなら興味を示しやすいので、さりげなく興味を持って欲しいものを近くに置いて接触させる作戦も乳児の頃から実行してきました。

もちろん、全く興味も持たずスルーされたものも多く悩みましたし、外で回ってる室外機見てた頃なんかは「なんでこんなものに執着するの?」とイライラしたこともあります。

私の場合、回転するもの=理系なものに結びつけて、宇宙の図鑑(星は自転や公転してるので)や工業製品の物作り動画(歯車などが回転しているから)などを与えてきました。

私が教育ママ風にやっていることが、実を結ぶかどうかはわかりません。如何せん息子は発達凸凹の中でも異質すぎて、教育的なものは愚か、療育的なマニュアルですらそのままでは通用しないのですから。

息子の船ブームがいつまで続くかわかりませんが、好きなものを上手に利用して学習に結びつけられれば良いと思っています。