面倒くさがりなASD息子の筆箱事情
去年の入学時に発達障害の子におすすめ!と書かれた筆箱を買って使ってましたが、全然役に立ちませんでした。
1. 整理整頓苦手な凸凹息子にNGだった「おすすめ筆箱」
見た目がわかりやすくすっきりするので、収納アイテムとしては優秀です。
低学年向けのこの一本一本鉛筆を入れて収納するタイプのペンケースですが、ずぼら、不器用、面倒くさがりなわが子にはストレスが溜まるだけだったようです。
しかし、残念なことに巷で売っている小学生むけのペンケースってこのタイプばかり。
しまうのが大好き、整理整頓しないと落ち着かないって子にはうってつけなんですが、ものすごくめんどくさがり屋の息子には鉛筆を一本筒の中に入れるってだけでもものすごいストレスのようでした。
小学校入学後、1年間使った筆箱。ストレス発散の捌け口にされ、1ヶ月目に穴だらけに・・・
さらに、ストレスと乳歯が抜ける不快感から鉛筆をがじがじ噛み、噛み砕いてしまうことが続き、1ヶ月毎に鉛筆は買い替える羽目になりました・・・・
こういったタイプの筆箱を使うなら、事前に収納の練習をしておく必要があったなぁと思いました。
2. 2年生になるにあたって買った筆箱と予備
新学期になるにあたり、筆記用具は全て新しいものに買い直しました。
一気に放り込めるタイプのペンケースも2種類買いました。
一気に放り込むタイプのペンケースに鉛筆を入れるデメリットは
□ペンケースの種類が少ない
□大人向けのものが多い
□プラや缶タイプは歪んだり、壊れやすい
□布製なので鉛筆だと汚れやすい
というところでしょうか。
鉛筆が固定されていない分、汚れやすくなります。
キャップつければ解決でしょうが、そもそもキャップの脱着という面倒な行為ができるのなら、一本固定式の筆箱使えるわけで・・・・笑
整理整頓も身につけてほしいので、似たような形のものを再度買ってみました。
ただ、今回は中身が見えるタイプの蓋が透明なものにしました。
そして息子には、「新しい筆箱だよ。前のとちょっと似てて面倒かもしれないけど、使ったら元に戻す練習も兼ねてやってみようね」と伝えました。
鉛筆噛み砕き対策(物理的なもの)はチューブタイプのキャップなども試しましたが、外してしまったりしてあまり効果がありませんでした。
なので、先端にマスキングテープを巻き付けています。噛み跡はついてしまいますが、噛み砕かれるよりはマシかなと。
3. 新学期が始まってから1ヶ月後
薬もとっているため、去年ほど荒れるということは無くなりました。
鉛筆も今のところ、きちんと収納してくれることが多いですので、毎日チェックして「今日も一本一本しまえてて、お母さん感動したよ!」「鉛筆や消しゴムを丁寧に扱ってくれて嬉しいな!」と肯定的な声をかけ続けています。
最初は鉛筆を筆箱に入れて、壊さないで帰ってくるだけでOKとしていましたが、スモールステップで積み重ねてきました。
1年生ではできなかったこともできるようになってきたのは、本人の成長も大きいのかなと思います。
イライラして鉛筆を噛んでしまう癖はまだ残っているようですが、とりあえず褒めた後に嫌味と注意を口にしないように気をつけてはいます。
今後は三角定規など細かいものが増えてくるので、収納はきちんとできるようになってほしいなと思っています。
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