寝ながらでもできた!ながら家庭療育で発達凸凹息子の腕の発達を促す方法
まだまだヘルニア完治にはほど遠く、意気込んでいたボール遊び(ビジョントレーニング)もできないまま。そんな時、あることに閃きました!
1. 手先が不器用なのは肩や腕が発達していないから?!
退院したばかりの私はまだ3分程度しか起き上がれず、バタバタと走り回る息子を簡易ベッドの上から眺めていました。(基本は畳に布団なのですが、折りたたみ式のベッドを1つだけ買っていて療養に使っています。)
息子は多動気味ですが、身体の発達においても凸凹があります。息子は脚力は素晴らしい!のですが、赤ちゃんの時にハイハイをほとんどしませんでした。足はムキムキなのに肩から腕にかけてはほっそりしています。腕力もなく、重いものを持ちたがりません。
以前、療育機関の作業療法士さんに手先が不器用で食事の自立ができていないと相談したところ、「手に関しては、肩→腕→手先と発達していくので、まずは肩から腕全体を鍛えていくといいですよ。」と言われました。
確かに療育でもハイハイをするような感じのトレーニングはあります。使ってなければ発達しないのは当たり前ですよね。ボールを使用したビジョントレーニングはできないので、代わりに手先の発達を促すためのトレーニングをしようと思いました。
2. 親は楽!多動を生かして〇〇を使ってできた、ハイハイトレーニング!
手先の巧緻性のトレーニングだと、指先を使うもの、紐通しやブロック遊びなどがあります。息子の場合はまだ、腕全体が発達しきれていないので、腕の発達も欠かせません。
私は寝ながらできることを考えていました。そんな時に、息子がぐずり始めたのです。「一緒にお布団に入って寝ようか〜〜?」とお昼寝に誘いました。しかし、息子は「寝ないの!」と怒り始めています。
そこで閃きました!
私は寝ながら、息子にだけゴソゴソと存分に多動してもらえて、音もあまり響かない方法を思いついたのです!
私が使用していた掛け布団を使いました。
布団をあげて(一緒に寝ようと自分の寝ている掛け布団に隙間を作る感じ。)「(息子くん)、ほらほら、ここにトンネルを作ろうかな〜。モグラごっこしよう!」と息子を誘い込みました。最初は工事車両のトンネル掘る乗り物を言おうと思ったのですが、名称がわからなかったので(汗)、モグラにしました。
夏掛けとはいえ、布団なので、ふにゃっとなってダンボールで作ったトンネルのようにはなりません。それが面白かったのか、息子ははしゃいで潜っていきました。
高速で進む息子に「モグラさん!出口まで掘ってトンネルみたいにしてね〜」と声をかけました。
基本、多動の息子なので体を動かすことは好きです。基本的に新しいものも好きなので楽しみながら潜っていきました。そして、足の方まで潜っていって出てきたら、「トンネル掘れたね〜」と褒めました。
調子付いた息子は足元からまた潜ってきて、私の頭の方へ出てきました。
これを1時間くらいやっていました・・・
流石に息子もこれだけ動いたので、満足してくれました。私も安静指示を維持しながらできたので、助かりました。
3. モグラごっこ(トンネルごっこ)のポイント
タオルケットやシーツなどの柔らかすぎるのは絡まって窒息の危険があるので、子供が跳ね除けられる軽さで固めの布団がおすすめです。
寝ながらといっても親も入り口は持っていないといけないので、重いと疲れます。
トンネルごっこをするなら正統派でダンボールでDIYという方法もあります。我が家は家が狭いのとめんどくさくて作らなかったのですが(笑)、ハイハイをするなら長めのトンネルがいいですね。
お家でのトンネルごっこは雨の日でも風の日でも、親が寝転んでてもできるので、体を動かしたい息子にはぴったりの遊びでした。
注意点としては、幼児のハイハイは下の階にダイレクトに響きます!我が家は布団のハイハイでしたから、布団がクッションの役目をしてそこまで響きませんでしたが・・・遊ぶ時間帯も考え、「静かにやれる?忍者みたいに!」など、楽しく静かに遊ぶ声かけも心がけています。
公園遊びができるなら、腕の発達には”うんてい”がいいと思っています。私は腕の力が弱くて、苦手でしたが(笑)。昨今、うんていのある公園というのはあまり見かけません。近くの公園では1〜2箇所くらいでしょうか。私も公園に付き合えるのは2〜3ヶ月先。それまではお家でできる発達支援を模索し続けます。
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