荷物が増えるのは仕方ない!?知育に力を入れたい転勤族の絵本の購入基準とは?
デジタル化が進んでいるといっても、幼いうちは紙の絵本に触れて手から脳への刺激を与えたいですね。しかし転勤族となると荷物が増えるという悩みもあります。
1. 転勤族にとって図書館の利用は必須!
息子が生まれると息子のものが増えてました。特に、本と知育玩具は沢山増えました。
絵本もおもちゃもかさ張りますので、周囲の転勤族で乳幼児のいるご家庭は図書館や児童館利用率が高いです。なるべく図書館や児童館などを利用して荷物を増やさない工夫をされています。
息子が0歳の頃は図書館を頻繁に利用していて、1週間に1回、私と息子のカードを作って、20冊の絵本を借りてきて沢山読み続けました。
20冊借りる内の15冊はくもんの推薦図書一覧から順番に選んでインターネットで予約してしました。残り5冊は借りた本の作者が書かれた別の本やシリーズになっているものなどを図書館で選んで借りました。
2歳までに5Aから2Aまでを借りました。ちょっと早いかなと思うレベルまで借りて反応をみて、つまらなそうだったら一旦そこのレベルで止めました。そしてもう一度5Aに戻って順に借りました。
0歳の頃は3Aの半分くらいまでいくと息子がついてこれなくなったので、そこで止めて5Aの絵本に戻りました。
沢山借りて読んだ絵本の中で、気に入ったものを購入するようにしたり、育児の先輩方が口を揃えたようにオススメした絵本は購入していました。
布団と違って圧縮できないのが紙の本ですが、幼い息子には紙の本を楽しんでほしいと思っていましたので、絵本を全く買わないという選択肢はありませんでした。
図書館を使うことで、息子の好みがわかったり、買いたい絵本の目安などもつけられたので本当に図書館は今後も利用したい施設です。
2. 転勤族として絵本を買う時の個人的基準
『9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣(大川栄美子著)』に、乳幼児期には「音(擬音語、濁音など)」が沢山ある絵本を読み聞かせていたとありました。
著者の大川さんは14歳でカナダの大学に飛び級したギフティッド、大川翔さんのお母様です。文章がまとまっていて読みやすいので、この本は私の中ではバイブル的な育児書の一つになっています。
スーパーキャリアウーマンなので、「私にはここまでできない・・・」と思われるかもしれませんが、働くお母さんには参考になる部分もあると思います。
『9歳までに地頭を鍛える! 37の秘訣“>9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣(大川栄美子著)』(※アマゾンにリンクしています)
生後6ヶ月〜1歳の間には音が沢山使われている絵本を基準に買ったり、借りたりしました。そんな中、息子が気に入って300回以上読んだ絵本があります。
『がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん』(安西水丸著)
とても短いので、回数をこなせる絵本です。これは最低でも500回は読んでいます。絵本を読んだ回数はこの本で稼いだと言っても過言ではないくらい読み聞かせました。
息子はこの絵本が大好きで、新品で買った絵本が、よれよれビリビリになってもテープで貼り続けて読みました。
超定番の赤ちゃん絵本、『がたんごとん がたんごとん』の続編的な本です。両方買うか、片方買うかで迷って、『がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん』の方を買いました。
・『がたんごとんがたんごとん』より、「ざぶんざぶん」という音が多かったのでお得だと思った
・転勤族で、海の近くに住むことが多いので海が身近だったから
・絵が優しくて可愛い
・文も単純な繰り返しの音がメインなので字が読めなくても息子が自分で見て楽しめると思った
こんな理由で選びました。『がたんごとん がたんごとん』は図書館で借りました。こちらも好きそうなら買おうかと思ったのですが、息子の反応はいまいちでした。
同じ作者の同じ様な絵本ですが、息子には全く違う絵本に思えたのかもしれません。
『しろくまちゃんのほっとけーき』(わかやまけん著)
これも定番中の定番絵本ですが、先輩教育ママさんたちがオススメしている絵本の中に必ずと言っても良いほどありましたので、購入しました。
こぐまちゃんシリーズは本当に絵も可愛くて癒されます。お金に余裕があったら、シリーズで買い揃えてもいいかもしれません。
私はシリーズは金欠のため揃えなかったのですが、こぐまちゃんシリーズは図書館で何度も借りてきて読み聞かせた絵本です。このシリーズは文章もリズミカルなので、楽しく読めます。
『がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん (福音館あかちゃんの絵本)“>がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん』(安西水丸著)
『しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)“>しろくまちゃんのほっとけーき』(わかやまけん著)
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2.5 赤ちゃん絵本をより長く、知育ツールとして使う工夫とは?
幼稚園児以降の活用法としては『しろくまちゃんのほっとけーき』に出てくる道具と材料を揃えて、ホットケーキを実際に作ってみたりもしました。
息子は料理に興味ないのですが、絵本を読み上げながら作ると楽しんでいました。ホットケーキを焼くページの音を楽しんでいました。
ホットケーキの材料の分量(小麦粉何gなど)は書いていないので、別レシピなどで調べておきました。 この時に計りなどを使ってグラムなどの量を勉強することもできます。
乳児向けの絵本でも、使い方によっては年齢以上に学べるものもあると思います。例えば、ページ数を数えてみたり、絵の中に書かれている物の数を数えることで数の概念を学ぶこともできます。
絵本の中に「〇〇」という言葉はいくつ出てきたかな?と、クイズ形式で活用することもできます。数の質問に答えるにはある程度発達が進んでいないと答えられません。
長い文章では大変なので、赤ちゃんの頃に読んでいた馴染みある絵本の短い文章(繰り返しが多い)から言葉数クイズを出す方が、出題する側の親も楽です。
息子はまだそのレベルには達していませんが、もう少し脳が発達してきたら、クイズ形式で会話力と思考力を伸ばしたいなぁと考えています。
3. 知育的な読み聞かせを徹底するなら親がすべき覚悟
絵本は全て借りてくることもできますが、ある程度の数は購入して、子どもが「これは自分のもの」としていつでも手に取れるように置いておくことも大事だそうです。
転勤族が絵本を購入する時のポイントとしては、
(1)子どもが好きな絵本かどうか
(2)定番のロングセラー絵本かどうか
(3)工夫次第で長く使えるか
(4)移動時にカバンに入れて持ち運びができるサイズか
を考えて購入する様にしています。荷造り荷ほどきを自分たちで行う場合は物の量を常に考えておく必要があります。
子どもの知育に力を入れれば入れるほど物が増えます。本だけでなく、知育玩具などとにかく増えます。
読み聞かせで知育をしたければ、本が増えることは諦める!覚悟は必要です。
デジタル絵本もありますが、乳幼児期は目の健康や知育を考えると紙の本は必要だと思います。(文字が歪んで見えるなどの識字障害があり、フォント調整などの配慮が必要な子は別ですが・・・)
手先の発達は幼児教育的観点からも、療育的観点からもマストですから、様々な種類のものを触ることで、手先に刺激をたくさん与えて脳を刺激します。
紙の本の「ページをめくる」という動作を通して、指先から脳に刺激を与えられると考えています。
・ページをめくることで、指先の力をコントロールする力の調整を学べる。
・本によって紙の厚さや質感が違うので、指先の触覚から脳へ違う刺激を与えられる。
・本をめくると音がし、紙質や本の厚さによっても音が変わるので、聴覚から脳へ刺激を与えられる。
・紙は劣化するので、色の変化、臭いの変化、感触の変化を知れ、五感への刺激になる。
赤ちゃんの頃は薄いページを上手くめくれずに破いてしまうこともあります。赤ちゃん向けの本はボードブックなど分厚い本が多いのもそのためです。
たかがページをめくるという作業でも乳幼児にとっては難しいことです。息子は発達の凸凹もあったので、手先の発達も遅く、ページをめくることにもかなり苦戦していましたが、脳へのとても良い刺激になったはずです。
持ち運びが簡単にできるという点ではデジタル化したものが便利だと思います。特に図鑑はデジタルがあると便利だろうなぁと思っていますが、予算がなくて買えていません。
家では紙の図鑑や辞書、外出先ではタブレットなどのデジタル端末を使う、と使い分けしていいとこ取りできれば理想です。
当初の予定より、絵本も図鑑も増えてしまいましたが、子どもの「知りたい」という学習欲の旬を逃してしまうことの方が嫌でした。
子どもの興味が出てきそうな適切なタイミングで買い足す工夫をして、無駄な荷物として増えないように気をつけています。
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