ASD息子の暴言や言葉遣いの悪化はSOS?

周囲の子やメディアから習得する言葉には悪い言葉や荒い言葉も多いです。突然子どもの言葉遣いが悪くなった時、その裏には何かが隠れてる可能性があると思います。
1. 突然の暴言を色々なところで叫ぶ息子に仰天した幼稚園時代
幼稚園時代のある日、息子が「飲め!飲め!」と言い出しました。
息子いわく、クラスの女子から、牛乳を飲まなかったから言われたそうです。
その後しばらくは息子の暴言が止まらなくなりました。
怒って相手に暴言を吐く・・・のではなく、ふざけて言っている様子でした。
暴言は日々エスカレートし、ある時から朝起きてから、夜寝るまで「バカバカ」言い始めたのです。
療育と病院の先生に相談をしましたら、
・言葉の語感やリズムを楽しんでいる+周囲の反応を楽しんでいる
・息子は不安が強いので、先に相手を怒らせる言動をし、「やっぱり怒られた」と確認している
・そして、怒られて傷ついて「この人は怒る人だ」と自分で納得して不安を払拭している
相手を怒らせる言動をする子は不安が強いタイプの子で周囲から怒られる、注意されるということが多い子に多く見られる。
とのこことでした。
わかりにくいんですけど、普通なら怒られたならその行動は繰り返しませんが、発達障害がある場合、問題行動に対しての指導や注意、叱責を繰り返すことにより、問題行動がより強化されてしまうことがあります。
2. 基本的なABAで対応
ABAを取り入れたペアトレでは、負の強化とか、正の強化などという言葉で触れる機会があります。
好ましい行動(正の強化)をしてもらいたかったら、肯定的な言動を見つけ、そこに注目→褒める、肯定する→肯定的な言動の強化をして否定的な言動はスルー(無反応)しましょうと習います。
つまりこの反対のことをすると、否定的な言動に注目→叱る、注意する(否定的な注目)→否定的な言動の強化となってしまいます。
息子の場合、早めにペアトレを取り入れて対応をするようにしてきました。
完璧にはできなかったですし、毎日強い叱責をしたことはありませんでしたが、少しの叱責もやネガティブな情報も通常より数倍強く受け取ってしまう性質なのではないかと思います。
3. 小学校では落ち着くものの・・・今度は言われる側に・・・
幼稚園の時には息子が好ましくない言動した場合は、全力で無視してもらう(相手にしない、構わない)という対応をしてもらっていたので、息子が楽しいと思う「暴言」はおさまりました。
小学生になった今は成長もするので、流石に幼稚園時代のような稚拙な暴言は吐かなくなりました。
ルールを遵守しやすいASDの特性を利用して「暴言は犯罪」だと、使う言葉の危険性を法律や実際にあった事案の記事を利用して教えてきたので「ばか」といったような稚拙な暴言はなくなりました。
しかし、小学校入学後は、教師からの不適切指導や矢継ぎ早の指示、叱責がなくても朝から帰りまで指示三昧、同じ支援級の子から他害の被害にあっているのと、荒い言葉遣いをする子が数名おり、また二次障害に陥ってしまいました。
今は息子に「暴言は無視が一番だよ」と伝えてはいますが、やはり毎度毎度暴言を吐かれていれば心が疲れるようで・・・
「あなただって幼稚園の時にはバカバカ言ってたんだよ!自分が言われてみてどういう気持ちになるかよくわかったでしょ!!」などとは言わないようにしています。
心が疲弊している時に過去を持ち出して追い詰めても、息子は否定されたと感じるだけですから・・・
「あなたは、〇〇(暴言や声の大きさ)って言われて辛かったね(悲しかったね)」
と寄り添う声かけや「どう感じたのか?」を声のトーンで判断して感情を言葉にしてあげてます。
4. 暴言が悪化した背景とは
先日、児童精神科の定期検診がありましたが、幼稚園時代と同じようなことを言われました。
暴言暴力が出てきたのは、学校で注意をされ過ぎている、矢継ぎ早の指示が多すぎる、勉強や習い事などの負荷が大きすぎるのが原因
ではないかとの見立てでした。
学習量や習い事は幼稚園からあまり変わっていませんし、不満が出るのは全て学校の事・・・
息子も学校での不満や体罰を受けているということを医師にぶちまけたようで、医師から学校でのことは事実確認をするように言われ、スクールソーシャルワーカーに相談し、スクールカウンセラーに入ってもらうことになりました。
ただ、5月にあった「不適切指導」がまだ改善されていないのであれば恐ろしい事ですが、息子の被害妄想が病的に悪化しているのであれば、それはさらに恐ろしい事態です。
一時期は落ち着いていたのですが、2学期中盤から言動がより過激(「先生に●される」、「何もしてないのに怒られる」、「XX君が物を盗んでくる」等)になってきましたので、おそらく学校で特定教師からの不適切な叱責は暴言は多少あったんだと思います。
事実確認せずとも、「流石にそれはないのでは??」という、あまりにも突拍子もないことまで毎日のように口にしだしたので、主治医と相談し、投薬治療を試すことになりました。
学校でのことはまだ事実が掴みにくい事柄なので、息子の訴えを鵜呑みにせず、客観的に冷静に対応していきたいと思います。
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