スポンサーリンク

母子2人!ASD息子と伊豆大島突発旅行2024

昨年、伊豆大島に行きました。今年も息子が行きたいと行ったので去年とは違う方法で行くことに・・・

1. 去年との違い

昨年は行きも帰りもジェット船を利用しましたが、今回は夜行船さるびあ丸を利用しました。

息子は以前からさるびあ丸に乗りたがっていたのですが、昨年はまだ未就学児で22時発の船に乗せるは憚られました。

今年は特1等が空いてたので部屋をとり、平日だったので相部屋になることもないだろうなぁ・・・と考えチケットを取りました。

不安点は

・22時発で6時には大島についてしまうということ=寝不足で不機嫌になりそう
・大好きな船に乗って興奮状態であろう息子がすんなり寝てくれるだろうか

の2点でした。

相部屋に関しては事前に息子に説明していたし、静かにすることも可能だと判断したのでそこまで不安に感じてはいませんでした。

2. 乗船

乗船までの待ち時間は船の模型(主にプロペラ部分)を見ながら、「二重反転プロペラじゃん!!」とかはしゃぎならがら楽しみにしていました。

ずっと「さるびあ丸」に乗りたいと言っていた息子。さるびあ丸乗船が近づくにつれ大興奮していました。

乗船後もワクワクが止まらなかったようで、静かにしてはいましたがなかなか寝付けない様子でした。

ラッキーなことに相部屋にならなかったので、広々とした船室を心置きなく使うことができたのは嬉しかったです。

息子は興奮しながらも疲れたようで1人でベッドを使って、カーテンも閉めて休むことができました!

普段は不安になって私のベッドに入ってくるので、これも一つの成長かな!と喜ばしく思いました。

3. 伊豆大島到着!

伊豆大島岡田港に到着後、日帰りという事もありすぐに三原山へ向かいました。

大誤算だったのは、当日風が強くて寒かった事です!ちょっと薄着で行ってしまったことは後悔しています。

去年、同じ時期に来てますが、昨年は非常に暑くて脱水寸前でしたが、この日は凍傷を心配する寒さ!

暖かくなるという天気予報を信じきってしまったのは私の失態でした。

寒いだけならいいのですが、冷たい風が体力を奪います。

ただ、息子は寒い寒いと怒りながらも「玄武岩だ!」と楽しんでいるようでした。

火口が見られて良かったです。

降りてきて休憩所でゆっくり体を温め、暖かいものを食べて休憩し、下山。

帰りはジェットフォイルで帰りました。

4. 小さな旅を終えて

ASDでも我が息子の場合、好きな物事なら初めての場所でも聞き分けよく事が運ぶようになってきたので、母子2人だけの旅行でも安心して出掛けることができるようになったのは大きな成長だと思います。

そこまでルーティーンに拘らなくても、しっかり準備して計画を立てておけば大丈夫だなと確信できました。

特性がある子は出かけるのも一苦労ですが、時間をたっぷりとってアクシデントに備える事も大事かなと思いました。

息子は急かされることを心底嫌がるし、親も急かすことになると口論となって楽しい旅行も台無しになってしまいます。

また、自然が相手のレジャーですので、天候などにより予定が狂う、行きたい場所に行けないという事態も想定しなければなりません。

息子にはこの万が一の予定の変更やキャンセルのこともしっかり伝えて納得してもらってから予定を組みました。

どうしたら親子で楽しめるかをしっかり考えて、何があっても絶対に怒らないことを決めておくと子どもも「楽しかった」「頑張れた」という良い思い出で締めくくることができるなと実感した旅でした。